・蟹瀬誠一氏(ジャーナリスト歴30余年)、今日の情報環境への警鐘 | " It's a small world "

" It's a small world "

人間社会は人間らしいとこがなくなってきちゃったみたいだね! 気にしてるとこが違わない? しょせんちっちゃ世界なんだから、 その気がある人から人間らしい生き方に変えてみよッか!

【REUTERSより抜粋引用】

「PCの普及とインターネットの開放、検索エンジンの充実を契機

とし、社会の情報量は加速度的に増大し続けていますが、質は

必ずしも高まっておらず、かえって不正確な情報の拡散が目につ

きます。
僕自身、知らないうちに経歴をWebページに掲載され、出身高校

が間違っているのを見つけたことがありますし、誰かが有名人に

なりすまして情報発信する例も生じています」

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そんな時代を生きるビジネスパーソンに、蟹瀬氏はまず「情報を

見極める目」の重要性を強調する。正誤・真贋はもちろんですが、

「自分にとって役立つ情報かどうか」を的確に判断しなければ、「

情報洪水に呑み込まれ情報を活かすどころではなくなる」とはい

え「見極める目」を一朝一夕に獲得できるものではありません。
情報を扱うプロである蟹瀬氏は玉石混交の濁流から玉だけを拾

い上げるべく、次のことを実行しているといいます。

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「Web上の情報ソースは信頼している5つ程度に絞り込み、他に

はあまりアクセスしない・・・。サーチするのは1日15分程度にとど

める」。情報社会を支えるインターネットですが、Web上での情報

収集の手間ひまと成果は比例しないことを、肝に銘じておくべき

でしょう。

「僕の場合、デジタル化された情報も『ためる』より『捨てる』ほうに

力を入れています。どんなに役立った情報も時を経て腐ればどん

どん削除し、陳腐化していないものだけを残す。

肝心なのは『価値ある情報管理』、つまり有益な情報を有効な手

段をもって管理することに尽きると思いますね」
その対象は、自分が積極的に探し集めた情報にとどまらない。

特に職場のPCには社内の情報共有システムや外部からのメール

などを介し、自然と多くのデータファイルがたまる。それらも適切な

価値基準で整理し、スムーズで効果的な活用を可能にする管理が

必要だ。「情報の収集だけでなく、活用にもITは不可欠です。かつ

て先駆的にメディア論を展開したマーシャル・マクルーハンが、乗り

物は人間の脚の機能を拡張し、メディアは耳目を拡張したと説きま

した。

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この表現を借りれば、コンピュータの意義は脳の機能の拡張です。
例えば、僕は日ごろ、頭の中から必要な情報がすぐ出てくるよう引

き出しをイメージして整理・保管していますが、人間の記憶にはど

うしたって限界がある。そこでコンピュータの助けを借りる。いわば

脳の外部化”です。

そこから必要なとき必要な情報を取り出せないとすれば、『価値あ

る情報管理』が実践できていないということになります」脳内整理

もままならず、PCに保存した情報はほとんどカオス状態。
そんな絶望とは無縁の「価値ある情報管理」に貢献するツールが
Adobe Acrobatだ。

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「保存すべき紙の資料は電子化するようにしています。Acrobat の
PDFポートフォリオ
ならテーマ別に整理するのが簡単だし、各ファイ
ルともテキスト検索できるのが何よりありがたい。時間も労力もかけ
ずに必要な情報を引き出せます」
「PDFポートフォリオ」とは、異なる形式のファイルもPDFに統一し、

束ねることができるAcrobat の機能。文字どおりポートフォリオ(書

類入れ)の感覚で手軽に操作し、見栄えもよく整理・保存ができる

優れものだ。また「OCR機能」を利用すれば、画像としてスキャンさ

れた新聞・雑誌や書類などのPDFファイルも、文字検索やテキスト

のコピーが可能になる。
さらにWebページの全体または一部を選択し、文字検索可能な状

態でクリッピングする「Webキャプチャー」の機能では、選んだペー

ジより下の階層を一緒に保存することもでき、ページ内のFlashムー

ビーも取り込める。
「Webページをブックマークしても、やがて消えてしまいますからね。
PDFファイルで手元に残せば安心だし、レイアウトが崩れずリンクや
動画も生きているので、オリジナルのサイトを見るような感覚で再び
閲覧できます」

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このようにAdobe Acrobatは、さまざまな形で存在する情報を分かり
やすく、取り出しやすく、活用しやすく管理できるツールなのだ。
あわせて、Adobeは世界中のユーザーの声を集め、使いやすさの

向上にも努めている。
「ともすれば、多機能化はユーザーの心理的ストレスを招きかねま

せん。機能面に偏らず、使い勝手のよさを追求する取り組みは評価

できますね」

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蟹瀬氏の言う「価値ある情報管理」は、情報そのものを必要時に有

効活用することを超えた意味も含んでいる。
「かつて紛争地域を取材したのですが、無事に戻れたのは情報の

おかげというよりも、究極的には直感によるところが大きかったと思い

出されます」相反する情報が当然のごとく錯綜する危険な現場。

しかも分かれ道で『今はこちらへ進んだほうが安全』といったピンポイ

ントの確実な情報など望むべくもない。

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企業経営者が置かれている状況も、これに似たところがある。直感で
最終判断を下し、成功を収めている例は多いのだ。「『直感力』はビジ
ネスにも人生にも、時には命を守るためにも、きわめて重要
」と蟹瀬氏
の言葉に力がこもる。
「直感力」とは、いわゆる「ヤマカン」ではない。つねに注意深く情報に

接する姿勢で磨かれていく、確かな能力である。だが現実には「人間

の直感力は衰える一方のようだ」と蟹瀬氏は指摘。原因の一端として

「情報の過剰なインプット」に注意を促す。

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価値ある情報管理」の要諦は、インプットする情報量をスリム化し、

その質や適切な活用を優先すること。これを念頭に情報と付き合って

いけたなら、むしろ情報こそ直感力を養うための強い味方となるはずだ。
若きリーダーには、もっと直感力を鍛えてほしい。文化人類学者のマ

ーガレット・ミードが“The future is now.”という言葉を遺しています。

未来とはあくまで現在進行している事柄の結果なのです。
皆さんは今、実りある50代、60代への基盤を固める大切な時期にある。
情報管理では試行錯誤も経験するでしょう。しかし、有効なツールに

恵まれていることも事実。それをうまく使いこなして価値ある情報管理

を実践し、直感力を高め、ぜひとも素晴らしい未来を手にしてください

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