昇らぬ太陽 | RYUの生き方、逝き方

昇らぬ太陽

久しぶりの更新だ。

前回の更新から休日は何度かあったのだが会社の確定申告やら、いよいよ認知症がひどくなってきた母の病院での検査に付き添ったり介護認定に立ち会ったりと、所用ばかりで休日と呼べる休日は今日が始めてなのだ。

そして何より体調が悪かった。

検査の結果、過労と栄養失調による貧血が主な原因だと言われた。

考えてみれば仕事ばかりしていて、ストレスのせいかあまり食欲が無かった。

というか深層心理では、緩慢な死を願っているのか食べる事に躊躇があった。

身体と心はやはりリンクしているようだ。

身体の病でも不治の病があるように、正直に吐露すると俺の人生も二度と持ち直す事のない不治の病なのだ。

考え方や行動でどうにもならないのが、現実だ。

これは自分を卑下したり、悲壮感をもったりしての思い込みでは無い。

現前たる事実なのだ。

人生にはどうにかなる事と、どうにもならない事があるのを痛感している。

ならばこの人生の不治の病を受容し、今後の人生を歩まなければならない。

死ぬ理由には事欠かないが、生きる理由は思い浮かばない。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言うが、裏を返せば年を重ねてからの苦労は売ってでもするなという事だ。

確かにそう思う。

そう思うが俺は生きる事に決めたのだ。

生きる為に生きるのだ。

理由なんかないが、そう決めたのだ。

今後もますます苦労は増えるだろうが、こうなったら苦労の核心を見届けるまで、苦労してやろうと思う。

ちっぽけでもそれが俺の人生なのだから、、、。

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