酔って候 | RYUの生き方、逝き方

酔って候

「なぜそんなに飲むのだ」

「忘れるためさ」

「なにを忘れたいのだ」

「、、、。忘れたよ、そんなことは」

(古代エジプトの小話)




心願成就の為プライベートで酒を断って10年以上たった。

仕事でも乾杯の一杯だけは酒を飲むが、後はウーロン茶などノンアルコールのものを選んできた。

その10年以上断っていた酒を、今年から飲み始めた。

心願が叶ったからではない。

心願が徐々に変遷してきたからだ。

飲み始めは、娘がお泊まりにきていた、今月8日にした。

最初の乾杯は娘と(娘はジュース)したかったからだ。

8日は年末お泊まりに来ていたが、新年最初のお泊まりなので、我が家だけお正月気分だったのだ。

それと娘が少し早いがお誕生会をひらいてくれた。

これほど飲み初めに適した日はなかった。

娘との乾杯したのも思えば初めてだった。

最初の一杯は、日本酒にしたがさすがに感慨深いものがあった。

というわけで、8日以来飲んでいる。

弱くなっているかと思ったが、好きなマーテル のコルドンブルー なら2日で一本が空く。

俺は本来いける口なのだ。

思えばこれだけ好きな酒をよく10年以上断てたと思う。

話しはとぶが、マンションは適正価格なのに半年以上売れない。

諸事情あって近々売れないと、マジでやばいのだ。

俺の人生罰ゲーム化もいよいよ色濃くなりストレスも半端でない。

その人生の底辺の時期に酒に再会させるとは、神様も乙な事をされるなと思う。

鬱陶しい日々だが、「酒は憂いを払う玉箒」とも言われるように、一つ俺の人生にストレス発散の新ツールが加わった。

それと19日でまた一つ年を重ねたのだが、当日は社員も祝ってくれるし、娘とはメール&電話で話せたので、数少ない「ハレの日」だった。

「ハレ」の反対語は「ケ」だが、そんな「ケ」の日常の中で誕生日は、俺にとって数少ない干天の慈雨だった。

不安ばかりの毎日だが、アルコール依存にならない程度に休肝日をちゃんと設け、酒を嗜(たしな)みたいと思う。

                                         RYU