どん底 | RYUの生き方、逝き方

どん底

自殺願望のある人に

「何を甘えた事を言っている。~さんは病気で生きたくても生きられなかったんだぞ!」

とか「お前には食事がちゃんと用意されているが、飢えてる国の人も懸命に生きているんだぞ!」

とか説教するオヤジがいるが、俺は大嫌いだ。

人のこころ痛みは千差万別で、足がちぎれそうになってる人に、「おまえはまだ幸せだ!~さんは両足ないんだぞ!」なんて言われても自分の足がちぎれそうな痛みは緩和しないのである。

この当人より不幸な人を例に出して、したり顔で説教するオヤジにはなりたくない。

だいたい例に出した幸せ薄い人に失礼だ。

この「下を向いて歩こう」理論は、一見筋が通っているようで、破綻しているのである。

本当の人の幸不幸は、対比で生まれてくるものでは、ないからだ。

幸せはうちなるこころが、決めるものだ。

俺は今までの人生で今が一番どん底だが、「~君よりましだ」とか「~君と比べて薄幸だ」などと思わない。

日々と粛々と格闘しながら生きるのみだ。

個人的には「ネガティブにもっと市民権を!」という考えだが、この「下を向いて歩こう」について漂うネガティブには、賛同出来ない俺がいる。

RYU