我が身可愛く | RYUの生き方、逝き方

我が身可愛く

最近、母の身勝手さに振り回されている。

内心「母は俺の事を秘書ぐらいにしか思ってないのだな」と痛感する。

そういや離婚後、俺の手にしびれが出て脳梗塞ではないかと思い尼崎の関西労災病院で検査を受けた事がある。

その検査が結構ハードなので「ご家族の方などに付き添ってもらって検査してして下さい。」と渡された紙に書いてあった。

期待はしてなかったが、母に付き添いを打診してみると「こんな身体で行けますかいな。」と一言で拒否された。

その時は母は足も悪いし無理なんだなと思い1人で検査してもらった。

結果は大した事はなく一安心した。

それから一ヶ月後、母が突然「私、明日労災で検査するから云々」と言った事があった。

母に俺の時は「労災はこんなこんな身体で行けない。」と言った事を言うと、勝手な理屈を並べていた。

俺はこの時確信した。

母はファザコンなのだが、ファザコンのまま大人になり母親にはなれなかった人なんだなという事を。

淋しい確信だったが、この確信は最近になってより強いものになってきた。

母は俺を利用はするが、「子の為の自己犠牲」になる気は毛ほどもないのだ。

俺も子供を持ち、人の親の立場になって見ると「こんな事もしてくれていなかったんだ」とか「こんなひどい事をされていたんだ」と惨めな過去がよみがえってきて辛い思いをしている。

もうこの年になって母の愛情なんていらないから、子離れはして欲しいと痛切に思う。

人は赤子で産まれ赤子になって死んで逝くと言うが、本当の話で今の母にあるのは「我が身可愛さ」だけだ。

「それでも親は親だから」という滅私奉公はとうの昔に年期明けしている。

俺は俺の道を行こうと思う。

RYU