消え去ったゆとりの時間 | RYUの生き方、逝き方

消え去ったゆとりの時間

風呂からあがってカワックのボタンを押すと1時間でバスルームは完璧に一滴の水分も残っていない。

従ってカビもはえないのだ。

洗濯機は横型ドラムで、少ない水量で乾燥まで短時間でしてくれる。

食器洗浄機は、お皿やコップを綺麗に洗い上げこれも乾燥までしてくれる。

解らない事があればネットで検索すれば、数秒でヒットして理解出来る。

昔の人なら一日がかりの家事は、半日で終わる。

男にしてもそうだ、アポイントとりたい相手の携帯にかければすぐアポがとれる。

自分の情報はTwitterで友達、家族に瞬時に伝達出来る。

文明は劇的に進化した。

でも不思議と時間が余ったので、ゆっくり出来るという話しは聞かない。

いや皆、15年前より忙しそうだ。

俺が生まれた頃は、洗濯機は2槽式で洗濯が終わると、脱水機に洗濯物を移動させていた。

乾燥機はもちろん無いので脱水が終われば、物干し竿に1つずつ洗濯物を干していた。

たぶん3時間がかりだったと思う。

あの3時間が1時間に短縮されたのだから、2時間ゆとりの時間が出来て良さそうなものだが、

皆なぜか忙しそうだ。

俺のまわりだけの話しだろうか?

皆は、ゆとりの時間をとろうとその気になればとれるが、ゆとりの時間がいらないからその時間も仕事なりに家事にあてているのか?

俺の仮説だが日本人は余暇をエンジョイする能力が欠如しているのでは、ないだろうか?

特に男はーーーーーーーーーーーー。

昔、1日14時間働いていた事があった。

休みの日は彼女が俺のマンションに遊びに来ていたが、疲れていて外出する気にならず1日ベッドでごろごろしていた。

だが俺は彼女が大好きだったので、いつも俺の部屋でごろごろは可愛そうだから、ハワイでごろごろしようと、CクラスのJALのエグゼクティブパッケージでハレクラニに行った。

窓からはダイヤモンドヘッドとワイキキビーチが一望できた。

「さあ、これでゆっくり日頃の疲れをとろう!」と思ったが、

彼女は詳細にハワイの事を勉強してきており「あそこ行きたい!ここ行きたい!」で結局ただのハワイ観光になってしまった。




俺は1番の贅沢は何ものにも邪魔されない「静寂」だと思う。

携帯の電源を切り、屋久島も森を散策したりする事が1番の贅沢だと思う。

またハワイでは失敗したが、リゾートで何もしない時間をもち、気が向けばホテルのプールでダイキリでも飲んでゆったり過ごす事でもあると思う。

その点アメリカやヨーロッパの人は、余暇の達人だと思う。

キリスト教では、労働は罰なので、罰を償った後のバカンスは、本当に優雅に過ごす。

今、団塊の世代が定年を迎えている。

彼等はあり余る時間への対処法を知っているのだろうか?

今俺はちょうど自身の生命保険の見直しをしている。

今までは、ほとんど掛け捨ての保険で対処してきたが、10年更新なので、

10年ごとに保険料が、非情にあがるらしいのだ。

今日保険屋に「いくつまで働くおつもりですか?」と聞かれて、

何も考えていない自分に気がついた。

要はリタイヤ後の人生設計を、今からしっかりしておくのが、賢明だという事だろうが、

俺は老後はハワイ永住以外は、行き渡りばったりが性にあっていると思う。

ただ家族がいる方は貯蓄型の保険に入って老後の年金の足しにするのも賢明かもしれない。

何か世知辛い記事になってしまった。

RYU

P.S.今日初めて知ったのですが、癌保険は初期の癌だと保険金が支払われない詐欺みたいな保険が横行してるらしいので、ご注意を!