雨に泣いてる | RYUの生き方、逝き方

雨に泣いてる

離婚後、2度恋をした。

2つの恋が実らなかったから今の俺がいる。

1人の彼女は「いつまで待てばいいんですか!」と言った。

瞬間娘Mのあどけない笑顔が脳裏をかすめた。

先妻が再婚するらしいという話しを聞いていた。

俺まで結婚すればMは、家では継父(ままちち)。

俺に会いに来れば、継母では居場所がないじゃないかと思った。

で別れた。

2人目の彼女には「愛が足りない」と言われた。

これもまた別れた。

今も俺はオーガナイズド カオス(秩序づけられた混沌)の雨に泣いてる。

1人で食べる食事は寂しい。

人気(ひとけ)のない部屋に帰るのは、辛い。

寂しく辛いうちはいいと思う。

それに慣れてしまうのが怖い。

Mを愛するという決然たる秩序。

混沌の日常。

この2つの狭間で、疲弊しゆらめく心。

波照間へ行きたい。

RYU








RYUの生き方、逝き方