俺は素直にアメリカ国民が羨ましい | RYUの生き方、逝き方

俺は素直にアメリカ国民が羨ましい

「ランボー2/怒りの脱出」という映画をご存じの方も多いと思う。

簡単に序盤のあらすじを書くと、

「服役中のジョン・ランボーを訪ねた元上官であるトラウトマン大佐は、特赦と引き換えに極秘任務を行うようランボーを説得する。その任務とは、戦時中ランボーが脱走したベトナムの捕虜収容所付近に潜入し、戦後10年以上が経過した今なお囚われている戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰ることであった。この作戦が立案された背景には、ベトナム未帰還兵の家族の圧力があった。」

監督 ジョージ・P・コスマトス、脚本シルヴェスター・スタローン、ジェームズ・キャメロンの布陣で1985年に公開された。

世界で$300,400,432の興行収入をえたヒット作だ。

考えてみて欲しい。

ベトナム政府は「捕虜はいない。」と公言していたのに、ベトナム未帰還兵の家族の世論に押されて極秘作戦が立案されたのである。

俺は素直にアメリカ国民が羨ましい。

どこかの国では、国家元首が公に「拉致」を認めているのに、なんの作戦行動もとらず相手国から偽の遺骨を送られるという国辱を受けても、立腹もしない。

神戸で貿易商をやっているアメリカ人の友人から、「アメリカなら拉致が明らかになった時点で特殊部隊を送りこんでるのに何故日本人は自国民を見捨てるのか?」と言われ答えに困った事がある。

この国は犯されても泣き寝入りする弱い少女に成り下がってしまった。

考えてみて欲しい。

自分の家族が拉致されたとしたら、、、。

日本の防衛費は約5000億円。

国民1人当たり5000円支払ってる事になる。

改憲派が5割になった昨今。

靖国、普天間問題などの木ではなく森を見て我が国を考える時期にきていると思う。

RYU