嵐の夜 | RYUの生き方、逝き方

嵐の夜

「来たな」という感じだった。

たまに閉塞感と共に鬱(うつ)がやってくる。

正確には鬱ではない。

原因があるからだ。

お葬式で泣いてる人を、鬱病とは言わない。

強いていうなら反応性鬱だ。

これとも長い付き合いだ。

哀しみは無理に否定や遠ざけようとすると、

よけいまとわりつくので、

持病と思って共生してきた。

普段はなんとか折り合いをつけるのだが、

たまに手がつけられなくなる。

何もする気がしなくなって、

すべてがうつろで面倒くさい。

そういう時は、

じっと嵐が通り過ぎるのを待つしかない。

これも生きるという事か?

流れ流され捨て石人生、

娑婆(しゃば)は、ろくなもんじゃない。

RYU