そのメッセージは、突然カタヤマ(仮名)の日常に飛び込んできた。
「海へ!」明白にそう全感覚器官が、受信していた。
それは非常にクリアな受信状態で飛び込んできた。
緯度、経度、高度、気圧、温度、湿度、、、、、。
すべてが正確に計算された上で発信されたメッセージだった。
行き先はジブラルタル海峡だった。
ジブラルタルは、ヨーロッパのイベリア半島とアフリカの北端を隔てる海峡である。
大西洋と地中海の境に位置している。
イベリア半島の南端にあるスペイン領のアルヘシラスという町と
アフリカの間はわずか14kmほどであり、肉眼でも確認できる。
そのアルヘシラスの町をカタヤマは目指したーーーーーーー。
RYU
