埋没する個 | RYUの生き方、逝き方

埋没する個

集団行動が苦手である。

顕著になったのは、中学1年生の時。

運動会の入場行進の練習。

ナチの親衛隊長みたいなおばさん先生が、

「歩調を合わせて!!!」

「列が乱れている!!!」だの叫んでいたが、

俺は歩調を合わせるのも列を乱さないのも苦手だった。

だからよく名指しで叱られた。

その時の苦痛は今でも鮮明に覚えている。

要は個が集団に埋没するのが嫌なのだ。

それは年々鮮明になり今に至る。

うちの会社は社員は土日祝休みだが、俺は不定休だ。

社員は出社するまで俺が出社するかどうか知らない。

そりゃそうだ俺も知らない 笑 

アポイントが無い限り当日の朝の気分で決める。

なぜそんなに自由でいたいのか?

幼少期、母は俺の性格を理解するより先に「理想の私の子供像」があり、その鋳型からはみ出す事を許さなかった。

俺は「母にとってのいい子」を道化の華よろしく演じていたのだ。

人間は個を殺し組織(家庭もふくむ)に従属する数値は決まっているのではないかと思う。

俺は思春期までの間にその数値を使い果たしてしまったのだろう。

その反動で娘には、彼女の個を尊重してきた。

娘は4月に中学生になる。

運動会の行進の練習の感想を聞いてみたい気がする。