決して過去にならない為に | RYUの生き方、逝き方

決して過去にならない為に

もうすぐ日が暮れる。

俺は夜空を見るのが好きだ。

夏の夜空と言えば夏の大三角形が有名だ。

この間は七夕だったが天の川は我々の住む銀河系の総体であって太陽系はその端っこの方にある。

この銀河系の大きさは4万光年とされている。

つまり天の川の光の1つは4万年かかって地球に届いたものだ。

金星や火星が数分前に出した光と4万年前に放たれた光を同時に見ているのだ。

アンドロメダ星雲などは200万年前の光だし探せばもっと過去の光に出会える。

太陽で8分前の光だ。

遠い丘の上で恋人がこっちに向かって手を振っている。

その丘が1㎞向こうだとすると「29万9000㎞分の1秒前」の姿である。

国際電話の会話のずれが、視覚の世界でも微細だが起こってる。


我々は愛するものと時間を正確に共有したいなら、その人の手を決して離さない事ぐらでしか対抗出来ない。

要は抱き合っていればいいのだ。