狂った果実 | RYUの生き方、逝き方

狂った果実

大学時代大阪ミナミの高島屋のレコード売場でバイトしていた。

余談だがデパートではお客さんの前で「トイレ行ってきます!」と店員同士言えないので「サンサン」あるいは「サン」と言うが高島屋はトイレ、食事を「ありきゅう、じんきゅう」と言う。

で話しは戻ってレコード売り場。

実質はミヤコレコードが出店していた。

そこに中川雅子(仮名)ちゃんという女性がこれも又バイトで入ってきた。

普通に一緒にバイトをし何日が過ぎた時、何気に「今日帰り御飯食べへん?」と誘った。

彼女もOKし高島屋の裏手で待ち合わせし高島屋前の赤の信号で並んで立っていた時、なぜか俺は「腕くまへん?」と言った。

彼女は短く「うん」と言い腕組んで青信号の横断歩を半分も渡らないうちに







惚れた。

こんな事初めての経験だった。

前からヤクザが来ても彼女の為なら死ねると思った。

横断報道渡り終えるまでに。



俺は18歳。彼女19歳。

帝塚山の学生だった。

持ち合わせのお金から帰りの電車賃を引いた額で行ける精一杯の雰囲気にいい店に行った。

早々オバカな俺は横断歩道からの思いを語った。

彼女いわく「今付き合いかけの彼氏がいる。でもRYU君の気持ちも嬉しい」

今から思えば小悪魔だった 笑

そのころ俺はよくもてた。

ワインレッドセリカの助手席に座る人は沢山いた。

でも彼女への思いは別格。

普段なら「彼と幸せにね!」で終わるが、俺はそれでも彼女に会いたいと言った。

小悪魔承諾。(ここまで書いて思ったけど俺、同じ事デクレシェンド書いたよな)

どうして同じ様なパンチ何度も食らっちゃうんだ

Byうただひかる

それから俺の苦悩が続く。

小悪魔の彼、レコード会社の営業。

俺達は会いたい時ちっちゃなメモを売場で渡しあって連絡とっていた。

「今日会いたい」

「わたしも、、、。」

でも営業野郎が来た時は、

「今日会いたい」

「ゴメン、、、。」となる。

こうなったらミナミのディスコで飲んだくれ踊りまくってた。

ある日彼女と朝からデート中彼女から「今日は何してもいいよ、、。。」と言われた。

でホテルへ言った。

でも緊張で右手と右足一緒に出る感じで、結果キスしか出来なかった。

今、分かる。

当たってないかも知れないが、あの時彼女なりに俺を選んでくれたのだ。

セカンドラブじゃ無いが「抱き上げて連れてって~どこかえ運んで欲しい~」だったのだ。

レコード営業男を忘れさせて欲しかったのだ、、、。

でも惚れると最新鋭の武器も無力かされるので、またまた二股される日々。

辛すぎて別れた。

それからすぐ母親と合わなかった俺は一人暮らしを実家の近くで始めた。

ある日母から電話で「中川さんから電話あったよ」と言われた。

「な、か、が、わ、さ、ん、か、ら、で、ん、わ、、、」

「脳波が乱れノイズが混じる」

芦屋川の堤防は決壊しパンドラの箱が開く(ここからZ印まで意味不明は当たり前です)


「アンビリカルケーブル断線!!

エヴァ内部電源に切り替わりました!!

なぜ綾波はエヴァに乗るの?

絆だから、、、。

現時点を持って初号機の凍結を解除する!

私の時は使わなかったくせにByアスカ。

初号機完全に沈黙、いえ再起動です!!

シンクログラフはマイナスのままよ!!

もしかして暴走!!!

パターン青使徒です!!!

Byまや

ATフィールドを初号機も展開使徒のATフィールドを中和しています。いえ浸食してるのよ、、、

ぶざまだなBy冬月」(Z)

とっ、とにかく小悪魔に電話だ!


俺はその時すべてを捨てるつもりでいた。

彼女の為に、、、。

震える手で電話した。

彼女が電話に出た


「あっもしもしRYU君、
元気?









今度彼と神戸遊びに行くねんけどいいお店無いかなーーーーっと思って」



思えばこれが桜の散り始めだった。


皆さん、痛い失恋した事あります?


「感性の臨界点」 25番目にコメ返 書かせて頂きました。