我が家には、ピーちゃんと名づけられたカルガモのぬいぐるみがいる。
脚のスイッチを押すと一曲通して鳴き、頭を叩くと叩いた回数だけ小刻みに鳴く。
こちらがそういう行為をしなければ自主的に鳴くことのない、ただのぬいぐるみであるはずのピーちゃんが、鳴いた。
こちらは手を触れてもいないのに、ガーガー ・ ガ ・ ガガガーと、インターバルを置きつつ鳴く。
じつは先々週の平日もこのように鳴いたそうで、そのとき家に独りきりだった姉3は、あまりの恐ろしさにピーちゃんのスイッチを切ってしまったくらいだった。
しかし、内蔵のスイッチをオフにされても、じつはピーちゃんは時々鳴いたのである。
そして今日は、立て続けに。
「 どーしたピーちゃん。 何か言いたいことあるの? 」
ためしに問いかけると、ガー、とお返事。
これって、どういう現象なのかな・・・?