一時期、 < オゾン浴 > が流行った頃があった。
今で言うところの < マイナスイオン > 流行りと似たようなもので、多くは森林浴が身体に良いとされていた。
このオゾンというものを、化学記号の < O3 > と混同して考える人が多くいたが、じつはこれらは全く別のシロモノである。
前者 < OZONE > は身体に良い効果をもたらすが、後者 < O3 > は人体にとって百害あって一利無しなのだ。
後者は粘膜に直結して作用する。
症状としては鼻炎や嗅覚障害、人によっては鬱の症状を訴えることもあるというから気をつけるにこしたことはないだろう。
自然界や広い場所で発生する分には影響はないが、狭い室内でコイツに蝕まれてしまう環境がある。
オフィスによくある < コピー室 > がその最たるものだ。
コピーはレーザープリンターが主だっているが、この方式だと < O3 > の発生は避けられない。
発生した成分は、排気ファンによって機外に放出される。
広いオフィスで使用しているのなら問題ないが、コピー音が業務の邪魔にならないようにと機械を換気のできない仕切られた狭い場所に隔離すると、あっという間に < O3 > が充満してしまう。
< O3 > の悪影響が顕著に見られる場所は他にもある。
屋内プールだ。
これは消毒に使われる塩素の成分なのである。
( 狭いコピー室に入ったとき < プールみたいなにおいがする > と感じたことがある人もいるのではないだろうか? )
ちなみに、蛇足をひとつ。
男性諸氏は女性社員から汚れ仕事になりがちなコピー機のトナー交換を頼まれることが多いと想像する。
しかしこれは気をつけた方がいい。
トナー交換の際、容器をよく振るようにと指示があると思うが、あれは湿気を帯びやすいトナーを振ることで流動化させるのが目的だ。
トナーの粒子はかほどに微細なのであるが、それゆえの弊害もある。
人体に入ると、環境ホルモンと同じ働きをしてしまうのである。
環境ホルモンは男性遺伝子がその影響を受けやすい。
男性だけが持つ Y 染色体を攻撃してしまうのだ。
解りやすく言うと、男の子が生まれにくくなるということ。
( 障害児になるという報告は無いので、この点は誤解なきように )
トナー交換は、女の子が欲しいパパさん以外は、できれば影響のない女性がエプロンなど汚れ対策を講じたうえでやるのが望ましいとわたしは思う。
というわけで、タイタンはちょっくら森林浴してまいりますー (--)