年内に退職の挨拶ができなかったため、官庁仕事始めの今日になって県庁へ挨拶に出向いた。

普段そう親しく話すことのない課長ともしばし歓談。

珈琲まで出してもらって世間話。

退職を知っていた人も知らなかった人も、お世話したようなしなかったような・・・。


お世話されたとは口が裂けても言いたくないが。




さて、その面々から退職の日に花束が届いていた。

ピンクのラッピングに、ピンクのスイートピー、珍しい花びらの赤いチューリップ。


・・・これ、わたし向けに考えたのか? 本当に??


他所からも蘭だの薔薇だの、私生活では絶対に買わない高価そうな花をたくさん頂き、ありがたく思う。

おかげで年末年始のタイタン家は、花の香りでむせかえっていた。

真紅の薔薇というものは、数があるとやっぱり美しさに迫力があることを知った。



で、県から頂いた可愛らしい配色の花束は、花瓶に活けて玄関でお客様を出迎えている。


親しい友は、ひとりの例外もなく驚いてのけぞってくれるのだった(--)