家族が登山を行っていることを知ったのが9月の初め頃でした。きのこを採りに行ったり、散歩で近所の山に行ったり。昔はよく行っていましたが部活が忙しくなったり、上京したりと山に行くことが減っていました。長野にUターン就職をして、色々なことがあり、母に「山に行こう」と、誘われたのが再び山に行こうと思った理由です。


そんな訳で今週は母と妹と3人で蓼科山に行くことになりました。


なんで蓼科山になったのかと言うと、妹が「火山に登りたい、7合目まで車で行けるから。」

そんな理由でしたが諏訪富士と呼ばれる綺麗な円錐型の山に興味を持ったのも確かです。それでは振り返ってみようと思います。


7合目登山口の駐車場に着いたのが10時過ぎで10時半に出発しました。少しばかりゆっくりとしたスタートで大丈夫かなぁとも思いましたが、登山客が続々と居るのを見て安心しました。



澄んだ青空と紅葉で黄色の葉になっている景色を見ながら山道を進んで行くと天狗の露路という看板があるのを発見しました。

母が、「そんなの後でいいから先に行くよ。」と、息を切らしながら先を急ぐと言うので妹と「絶対後で行かないでしょ〜!ここで休憩しよう。」そう言い切ってなんとか登山道を外れて天狗の露路へ。到着すると木が全くない視界が広がった場所へ出ました。大きな岩と、青空、紅葉している木、まだまだ緑の木。疲れた体を癒してくれる絶景が目の前に。一気に体力が回復したのを感じました。



そんなこんなで休み休み登りなんとか蓼科山荘に到着。ここではバッジを購入し長居はせず頂上へ向かいます。


蓼科山荘から蓼科山頂ヒュッテまでは約30分とのことだったが、大きな岩と急登続きで根気が必要な道でした。

それでも、振り返ると景色が良く、前を見ても鎖場や岩をよじ登る本格的な登山が味わえる良い山道でした。







さて、楽しみながら山頂に到着すると本当に真っ平らな平地のような土地に大きな岩がある山頂でした。驚きと感動も束の間、やはり山頂は寒すぎます。急いで真ん中にある神社に向かい参拝をし、山頂を一通り楽しんでヒュッテで昼食を食べました。疲れすぎて何を食べていても美味しかったことしか覚えてないですね。





45分ほど休憩をして下山。

行きとは異なり、上を見上げ景色を楽しみながら帰りました。少しずつ西陽に近付き、太陽に照らされる葉っぱは黄金色に輝いて見えました。

森林を抜け、多くの登山客たちとゆるりと駐車場に帰還。





辛かったけど楽しい時間でした。

家族で登るのもいいなぁと改めて感じた1日になりました。


百名山、3座目は蓼科山でした。

円錐形の美しい諏訪富士と呼ばれる山で、山岳信仰の対象にもなっている山でした。八ヶ岳連峰の北端にあり、八ヶ岳から北アルプスまで360°見渡せる眺望は見応えがありました。


標高2531m、距離4.9km、4時間2分の山行でした。