好き | 阿部定にもなれない

好き

ずっとずっと前、

10代の頃だったと思う。

「侯爵サド夫人」を読んで、私もこれかなって思った。


で、漠然と

私は、障害者を好きになったらいいのかもしれない、って思った。


私がいなければ生きていけないような人。

殺そうと思えばすぐ殺せちゃうような人。

私だけの人。