7月14日にはフランス国歌が流れる。
この歌はフランス革命時代に作られたのだが
盛り上がる旋律に、なかなか良い曲だとオリンピックの時などに思う。
しかし、歌詞をよく聞いてみるとかなり生々しいものなのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=iyvfq5rejZU&feature=youtu.be&app=desktop
フランスの現地校に4年間通っていた娘は一度も覚えさせられて帰ってきたことはない。
最近少し通った日系の学校で教えてもらったらしく
家の中で大声で歌うようになった。
しかし、歌詞には
「血まみれの旗が上がった」とか「武器をとれ」とかなり過激。
フランスの幼稚園や小学校で教えないのは
移民大国であるフランスで国歌を強要することが良くないとされるせいもあるだろうが
歌詞の過激さにもあると思う。
夫も小学校の頃に学校で教わった記憶はないらしく
大抵は家庭でスポーツ観戦の時に歌いながら覚えるらしい。
ちなみにこの歌は6番まであって夫も全ては覚えていないらしい。
それから、フランス国歌マルセイエーズのイメージ画像に
よくナポレオンを使う人がいるが
この歌は王政を廃止したフランス革命の為に作られたものなので
自ら皇帝になろうとしたナポレオンはそのマルセイエーズの精神に反する為
使うべきではないらしい。