私たちは日常のやり取りの中で、知性や思考力が試されることがあります。

 

「真の賢さとは何か?」「賢さを決定づけるものは何か?」という疑問に思ったことはないですか?

研究が示すところによれば、人々は自分の能力を評価するのに大きな隔たりがあります。知能が低いとされる人々は、しばしば自分の能力を実際よりも高く評価してしまう過大評価する傾向にあります。これは自分自身の能力を適切に把握できないことから生じ、過剰な自信という形で表れます。

 

反対に、高い知能を持つ人々は、自身の能力を慎重に、時には過小評価することがあります。彼らは自己の知識や技能の範囲をより現実的に見積もり、学習と成長するための努力をします。

このような自己評価の違いは、対話や社会的な討論の場でも顕著に現れます。自信過剰な人々は、自らの意見や判断を強く主張し、他者の考えを軽んじられてしまい、力押しで議論を捻じ曲げられてしまいます。

 

一方で、自らを控えめに見せる賢い人々は、議論に深みと多様性をもたらします。しかし、その控えめな態度が原因で、彼らの重要な解決策などを軽視される結果となります。この状況は、価値あるアイデアや解決策が見過ごされるという非生産的な結果につながる可能性があります。

つまり、知能が低い人の意見が通ってしまうという結果を招いてしまいます。

今回のブログでは橘玲さんの「バカと無知」をもとに賢さとは何かについて書いていきます