ずいぶん時が経ってしまいましたが、17日の深夜
ボージョレ・ヌーヴォ
を堪能してまいりました
2日前に開けたピノ
がまだ半分弱残っていたので、こちらもマスターと常連さんにおすそ分けしつつ

開けたてとはまた違った熟成の風味(ドライローズ
のような風味)が楽しめました
さて。ここから新酒メモ

ボージョレ・ヌーヴォー
の前にオーストリアのホイリゲ(Heuriger=新酒)も遅れて入荷してきたとの事で、グラスハーフで味わいました。
ホイリゲ(Heuriger)とは「今年のワイン(der heuriger Wein)」の略のような感じで要は新酒の事であります

ちなみに同じドイツ語圏では、新酒はノイエ(Neue)という呼称です

そして、ここからお待ちかねのフランス・ボージョレ地区の新酒に突入~

Marcel-Lapierre Beaujolais Nouveau 2011
(マルセル・ラピエール ボージョレ・ヌーヴォ 2011)

なぜ2杯あるかというと…


2008年ヌーヴォと2011年ヌーヴォの飲み比べができるのです

ちなみにエチケットは2009、2010年とブドウ
のイラストだったデザインから、また2008年のデザインに変更されていました。ブドウ
の出来が年によって違うので、単純に比較するのは難しいですが、今年のヌーヴォは色が少し濃く、甘みのある味わいでした。フルーティでスタンダードなヌーヴォといった印象かな…

2008年版はまろやかになり、淡いガメイといった風合い

ちなみにラピエール氏
は昨年他界されていて、今年は奥さまと息子さんが受け継いで造られたヌーヴォ
だそうです。家族の愛がつまった結晶ですね

Frederic-Cosard Beaujolais-Villages Primeur Les Lapan 2011
(フレデリック・コサール ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール レ・ラパン 2011)

うさぎ
のエチケットで有名なコサール氏のヌーヴォ。このエチケットの由来は最良のちいさな畑「レ・ラパン
」(フランス語でうさぎの意味。)の貴重なブドウの木から獲れた無農薬ブドウ
のみで作られているためです。ブドウをギュッと濃縮したような濃いベリーのような味わいでした。
Philippe-Pacalet Beaujolais Vin de Primeur 2011
(フィリップ・パカレ ボージョレ ヴァン・ド・プリムール 2011)

パカレ氏は先ほどのマルセル・ラピエール氏の甥
であり、かのロマネコンティからの醸造長の依頼を断った
事で有名な方です。銘柄にヌーヴォという表記があえてないのは、新酒の今の時期だけではなく、翌年以降も美味しくいただけるという自信の証し
でしょうか。ビオっぽさ全開の少し濁ったような風味

確かにこれからの熟成を期待したくなるワインであります

Jyunko-Arai Beaujolais-Villages Primeur 2011
(ジュンコ・アライ ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2011)

実は、去年のヌーヴォで一番美味しいと感じたのは新井さんのヌーヴォ
でした。とにかく濃さがすごかったのですが、今年は少し柔らかかったかも

でも、やはり他のヌーヴォと比べると規格外の濃厚さがあります

Leroy Beaujolais-Villages Primeur 2011
(ルロワ ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2011)

そして真打ち来ました

女性カリスマ醸造家であるマダム・ルロワのボージョレ・プリムール

これだけ散々飲み散らかした後にいただく事を後悔するほどのワイン
という名の作品…でも、入荷本数が少ないため、翌日予定
が入っている私にはこれで最後と思われる1杯…(そして本当に翌日早い時間に完売してしまったそうです
)後悔先に立たず

来年はまともな体調&舌でルロワのヌーヴォをいただこう…と心に誓ったのでした

今年のヌーヴォは、去年に比べると全体的に優しくエレガントな感じかな
?という印象でした。去年は結構ガツンとくるものがあったのですが、どちらがいいかは分からないですねー
