3ヶ月待ちの病院へ行った。
小児精神科。
見慣れない。馴染めない言葉。

初対面の先生が長男に話しかけた。

ほっこり こんにちは。わたしはK先生といいます

キョロキョロ うん
(手元のおもちゃをいじったまま。一向に先生の顔は見ない。)

ほっこり 今日はどうやってここまできたの?

キョロキョロ くるま

ほっこり ふーん、車か。お母さんが運転したの?

キョロキョロ うん

ほっこり そっか、ここまで遠かった?

キョロキョロ …

ほっこり 近かった?

キョロキョロ ………わからん

ほっこり わかんなかったか

キョロキョロ んーまあまあ遠かった ?
(ちらりと母の顔をみる)

家のこと、学校のこと、勉強のこと。
先生が色々と質問をして、長男がそれに答える。
 
10分ほどの会話があって長男は退室。

ほっこり 長男くん、今からお母さんとお話をするんやけど、ど
キョロキョロ 外で待っとく!!(←食い気味)


穏やかなK先生は、

「えぇ、診断についてですが。
以前のクリニックでは多動性障害と言われているんですね。
それから別の病院で、ADHD及び自閉スペクトラムと。
そうですね、この10分ほどのやりとりだけなので大雑把ではありますが。
確かに多動性障害というか、衝動性ですね。
それはあります。
自閉スペクトラムに関しては、発育歴などからしっかり診断しなければなりませんが確かにその傾向は見られました。」

とおっしゃって、これからどういうことが長男に対してできるのかを説明してくれた。

投薬、薬を増やす。種類を変える。
ADHDの薬、自閉スペクトラム向けの薬(向精神薬)
環境を整えることで、本人の意識を変える。
療育を受ける。

どれを選ぶのも、親次第。らしい。

先生がこうしなさい、とは言ってくれない。

薬を増量すること。
向精神薬に対する抵抗感はものすごい。
今飲んでる薬では効いていない、または足りていないように見えると言われた。
中途半端な薬ならば飲まない方がマシだと思うし、薬を止めるのか増やすのか。
決定権はこちらにあるけど、先生は相談に乗ってくれると言った。

今までのクリニックでは、こどもをまったく見ず今後のことを考えてくれる様子もなかった。

遠くなるけど、高速代ガソリン代、仕事の調整、なにもかも大変でしかないけど。
今までの長男の人生、8年間。
何も手を打たずにここまできてしまった。

このままどんどん歳を重ね、二次障害を引き起こすくらいならあたしが今がんばらなければ。

頑張った結果の未来が少しでも明るいことを願う。


自閉スペクトラムだって、将来は明るいと思いたい