先日、ある方と居酒屋に行っていた際、鳥貴族の訴訟の話題になりました。

そもそも鳥貴族の訴訟問題とは何かと言うと、鳥貴族に類似する看板やメニューを提供したとして鳥貴族が鳥二郎を提訴した問題です。

確かにネットなどで調べると商標やメニューは似ているし、価格も鳥貴族が280円均一に対して鳥二郎は270円均一にしているそうです。立地についても同じ雑居ビルに出店しており個人的には非常に類似していると感じました。

鳥貴族側は不正競争防止に抵触したとして提訴したようです。ロゴについては鳥二郎も商標登録をしたようです。ということは特許庁は少なくとも自他商品の識別ができるという判断をしたということになります。
この判決が気になって関連情報を探した所、以下の動画を発見しました。

https://www.youtube.com/watch?v=lgWZF4ofLF4

弁護士の方によると過去の同様な裁判では、訴えた側が勝訴するケースは少ないようですね。
確かにフリーライドの要件にしても立証するのは難しそうです。

個人的には成功したビジネスを参考にするのは大いに賛成ですが、その中でも独自性を発揮して切磋琢磨するのが経済活動においてよいと思います。鳥貴族側も勝訴はできないまでも今後、鳥二郎のような類似店が参入しないように牽制の意味を込めた提訴なのかもしれませんね。
この提訴問題、今後も動向を注目したいと思います。