早いなあ

今の家に引越ししてもう4年かあ


4年前の6月6日に引越しをしたのですが


節目の同じ日


愛犬チロが朝起きたらあちこち嘔吐していて、、

6月3日に13歳になったばかり

年寄りではありますが前日まで元気でした

夕飯の時にそばに来てわんわん吠えていたし庭にも出て遊んで、、


夜中何度吐いたのか

ペットシートはびしょ濡れ

ちゃんとそこまで行って吐いていたのも

おりこうな犬です、、

立ち上がれなくなって顔から転んでしまい、抱き上げて落ち着かせ

汚れた体を拭いたりしてあげていたら痙攣が始まりました


たった1時間の間に4回も


慌てて病院に連絡し

9時、一番に連れて行きみてもらったら

血液検査などしました

腎不全、肝臓もだめ、胆のうに関してはゼリー状に埋まり機能せず破裂しているとのことでした。

13さいという歳もあって手術はもう厳しいのと、けいれんが収まらないと手術も出来ないとのこと

そして、即入院となってしまいました

あっという間に

その日

夕方面会の時はもうほとんど意識はなく

酸素室に入って点滴を打っていました


私の声が聞こえたからか

最後の力を振り絞ってこちらを向いて這ってきました

その時の苦しそうな姿、声


脳裏から離れません



翌朝9時にまた面会

病院でもけいれんが何度もあり鎮静剤を打ってありますがもう2.3日しかもたないでしょう

最後家に連れて行ってあげてください

家族と過ごしてあげたらいいと思います

と院長先生は夜中夜勤でチロの面倒をみてくれていて

見込みがないことと、どうしてもけいれんが収まらず辛そうだったら最後

安楽死という選択肢もあること

丁寧に説明してくれました

先生の言う通りに家に連れて帰ることにしました


たった一日

昨日まで元気だったのに、、


もう、意識はほとんどなく呼吸を辛そうにしているだけのチロ


タオルにくるまれて抱き上げたときの

チロはもう今までのチロでは見たことの無い衰弱ぶりでした


友人に酸素ボックスなるものを教えて貰っていたので先生に話したら業者を紹介してくれました

退院手続きの合間に手配し

帰宅の1時間後には届けに来てくれめした


病院から帰るよ

家に行こうね

話しかけながら車に乗せると

一瞬安堵したようにおとなしくねていました

ドライブすきだったもんね

私の隣にいつもちょこんと座って

家族の駅までの送り迎え付いてきたもの



部屋に布団を重ねて寝かせました



酸素ボックスが到着するまではまた苦しそうな声を出して呼吸していました


酸素ボックスが到着し先にどうぞと

チロを入れて和室の静かな部屋に置きました

レンタル代は小型で基本料金15700円

一日につき1200円ほど


最期を迎えるまでに出来ることはやってあげたい

少しでも楽にいかせてあげたい


静かな部屋にチロの呼吸と酸素ボックスの音だけが響きます





そして夜


私と寝ようね


酸素ボックスの横で付きっきりで寝ることに

でも夜9時50分

薬が切れたのか痙攣が始まり
薬を鼻から入れてもまた、けいれん

30分で5回になった時点で
家族で話し合いをしました

このまま朝まで、いつまで耐えさせても
辛いだけかわいそう、、
もう1回けいれんしたら病院連れて行って
楽にしてあげよう

病院に電話をするとサポートセンターみたいな場所に繋がり
大宮の救急センターを紹介されました

昼間の病院は電話では繋がりませんでした

救急センターでは安楽死はやってないとのことと、症状的にもう危ないとのこと

わたし、直接病院いってみる!

車で一人で病院に行きインターホンを鳴らしてみました

すると夜勤の先生が居て
事情を話すとわかって受け入れてくれることに

慌てて息子にチロを連れてきてもらい
覚悟をして、もうチロを楽にしてあげよう
と、納得の上
安楽死をお願いしました

つづく