「命は、どうして終わりがくるの?」
命とは、一冊の本なんだよ。
終わりのない物語なんてつまらないだろ。
だから、「一人一冊」。自分だけの本を
面白く、時にはつまずいたり 転んだり、
泣いたり 笑ったりしてさ、
最高の物語を描いていくんだよ。
「ぼく、ヒーローになりたいな
それから、コックさん!
サッカー選手もいいな、
大きな犬をかって、
それから それから、
でも、、、。
終わりがくるのは、やっぱり寂しいよ・・・。」
そうだね。だけど、
君の物語を遠くの知らない誰かが楽しそうに読んでいたら?
沢山の人が、笑顔で読んでいたら?
「それは、とっても嬉しいね」
命が、終わっても物語は残り続ける。
誰かの心に。そして、また誰かの手に。
だから、終わりを怖がらなくていいんだよ。
まだまだ、君のページは真っ白。
まだまだ、たっくさん描く事ができる。
どんな色で描く?
どんな形?
どんな登場人物を作る?
そして、最後の1ページを描き終わった時、
おじいちゃんに、一番に見せてくれるかい?
「いいよ!でも、いつになるか分からないし、
面白くないかも、、。」
いいんだ、ゆっくり ゆーくり描いた
君の物語は、きっと素敵な一冊になっている。
おじいちゃんが約束するよ!
「嫌だよ・・。
いなくならないでよ おじいちゃん!
ぼくのページをあげるからさ。」
君の物語は、君だけの物。
だけど本を開いてみて、
ほら、
「君とずっーとそばにいるよ。」
さあ、おじいちゃんの最後の1ページを一緒に楽しく描いてくれるかい?
ここ何年かは、
旅立つ人を見送る事が増えてきました。
私も、歳を重ねているのだから
当たり前なのですが、、。
当たり前の存在が当たり前の景色が
一つまた一つと無くなり変わっていく様は、
やっぱり淋しいものですね。
私には大好きなおじいちゃんがいました。
子供の頃にお別れをしたのですが、
亡くなった後、病室に置いてある日記帳に私が来た事を嬉しく、楽しみにしていた事が沢山つづられていた事を思い出し描いてみました。
最近は、夢で子供の頃の夢を見ます。
私を囲む、お父さん お母さん おじいちゃん
おばあちゃん、チロ、近所の人達が笑って
楽しそうにしているのですが、
私だけ成長した今の私のままで。
それでも、夢と分かっている夢の中で
もう会う事のできない大好きな人達に
抱きつき、
「すっごく、すっごく会いたかったよ」
と伝えると目が覚めて、、。
ぎゆっと抱きついた感触が残っているかのような余韻があって、朝からほっこりしました。
父と母はまだ健在ですが、高齢者になり
すぐ忘れちゃうけど、
子供のような笑顔で楽しむ姿を見ると
こっちまで嬉しくなります。
苛立つ事もありますが笑^ - ^
それでも、遠く離れている分、
限られた時間、環境の中で、少しでも一緒に多く笑え合えたらと思います。
たった一つのとても小さな行動でも
出会う人、見える景色、心の豊かさに繋がるなら、
その、ちっちゃな一歩を踏み出そう。
「だって、もったいないじゃない」
そう思う今日この頃です。
それでは、thiroでした。
おわり。


