2024年5月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、( )内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。


78(14)『ミッシング』★★★★


ぼく自身、8歳の子がいるため、もしもわが子が…と思うとつらくて仕方がなかった。


母親役の石原さとみの鬼気迫る演技には気圧されつつ、平静を装いながらもいなくなった娘と同じ年頃の女児を見て涙目になる父親役の青木崇高の演技に感情移入。


報道のあり方についてはおかしな点ばかりで、特にカメラマンは酷かった。THE 虎舞竜ネタが飛び出したときは、不謹慎ながら思わず笑ってしまった。


人の悪意に晒されてボロボロになっていく姿がこれでもかとばかり描かれるからこそ、善意に触れて夫がこらえきれずに嗚咽を漏らすシーンはグッときた。


https://wwws.warnerbros.co.jp/missing/