2024年5月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、( )内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。
74(10)『ボブ・マーリー:ONE LOVE』★★★★★
ボブ・マーリー自身のことや彼の曲を知らない人でも、入門編というべき作品になっている。
池袋シネマサンシャインのBESTIA で観れて良かった。
https://www.cinemasunshine.co.jp/pages/bestia/
ボブ役のキングズリー・ベン=アディルの演技は、まるでボブが乗り移ったようで神がかっていた。
彼の成し遂げたことや素晴らしい曲を聴いているだけではわからない、苦悩や弱さといった人間的な側面も描かれていることで、より深みが出ていると思う。
そして、ボブにとってリタがいかに重要な存在かということがよくわかった。
ぼくが物心つく前にがんのために36歳の若さで早逝してしまったけれど、長生きして歌を通したメッセージを伝え続けてほしかったと心から思う。