20211月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、( )内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★15で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。

1818)『KCIA 南山の部長たち』★★★★


中央情報部(KCIA)の部長を演じたイ・ビョンホンは、まさに熱演という言葉がピッタリ。


キム・ギュピョン部長は「国家のために」という言い分で大統領を銃殺し、自らも絞首刑に処せられたが、それからすぐにまた軍部がクーデターを起こして独裁政権が誕生することになる。


拉致や暗殺といった人権を無視しておこなう政治が長続きするわけはないことは歴史が証明しているが、暗い時代に生きる市井の人たちにとっては迷惑なことこの上ない。