相撲甚句の中でもあまり唄わないのがあるんです。

例えばこの「中という字」です。

 

 私達が子供の頃には講談の本を読んだもんです

安珍清姫、お染久松、八百屋お七も 何となく

覚えがあります。

 

 宮本武蔵は城の中は読んだし、岩見重太郎も

読んだもんです。その下も大体わかりますが、

 

 子供の頃は本→講談→映画→テレビ→SNS

 

 今はテレビや映画でもやらないからね。

唄っても意味が分かる人が少ないです。

 

 中という字  

とかく世の中「中という字の」

数ある中にヨー

(アードスコイ ドスコイ)

ア~ア安珍清姫川の中

お染久松蔵の中 (ホイ)

八百屋お七は火の中で

宮本武蔵は城の中 (ホイ)

岩見重太郎口の中

幡隋院長兵衛は風呂の中

石川五右衛門窯の中 (ホイ)

私とあなたは深い中

それでも知れない ヨーホホイ

ア~ア腹の中ヨー

(アードスコイ ドスコイ)

 

ア~緋鯉に真鯉は池の鯉 (ホイ)

男と女が色恋で (ホイ)

相撲取りゃ土俵で

ドスコイ ドスコイ

 (アードスコイ ドスコイ)