まずはじめに、

 世界にはタイヤの規格を定めているアメリカのTRA(ティーアールエー)、ヨーロッパのETRTO(エトルト)、日本のJATMA(ジャトマ)という組織があり、それぞれタイヤのサイズや能力を測定し、国によりそれぞれの規格に沿ってタイヤが設計されています。現在、タイヤ規格の共通化が進められていますが、国により規格が異ります。

 
XL(エクストラロード)とRFD(レインフォースド)規格について
 エクストラロード(XL)規格、レインフォースド(RFD)規格とは、近年日本で新しく登場した規格で、タイヤの内部構造を強くし、車の総重量・馬力等、日々重く、速くなっていく現在の車に対応していくための規格と言えます。
 反対に従来のタイヤの規格をスタンダード(STD)規格と言い、XL規格、REF規格のタイヤは、STD規格のタイヤよりも高い負荷能力を発揮できるタイヤとなっています。また、エクストラロード(XL)規格、レインフォースド(RFD)規格は名前は違いますが、同じ意味のものとなります。

 

STD(スタンダードタイヤ)とXL(エクストラロード)の違い
 空気がしっかり入っているタイヤと、そうでないタイヤ、どちらが重い荷重に耐えることができるか?と言われれば、空気がしっかり入ったタイヤを選ばれると思います。

 それはその通りで、タイヤは充填する空気の容積が大きいほど、より大きな荷重に耐えられます。重い車を支えるためには、高い空気圧を入れたり、タイヤサイズを大きくしてタイヤ内部の空気の入る容積を大きくする必要があります。

 しかし、タイヤには空気の入る限界があり、タイヤサイズを大きくするには、車両のバランスなど、こちらも限界があります。

 

STD規格とXL規格の違いをアルファードを例にお話ししましょう。

純正標準STDタイヤは、235/50R18 97V

仮に今回装着予定のタイヤをTOYO TRANPATH MPZ

235/50R18 101V XLと過程して、耐荷重と空気圧の違いを見てみましょう。

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TOYO TRANPATH MPZはミニバン専用タイヤの中でも安価で、尚且つ、タイヤの摩耗ライフや、ミニバン特有のふらつきにも強いオススメタイヤとなっております。

STDタイヤ 235/50R18 97V メーカー指定空気圧240kPa 時の空気圧負荷能力は、1本あたり730kg

XLタイヤ 235/50R18 101V XLの場合、指定空気圧240kPa時の空気圧負荷能力は1本あたり、710kgとSTDを下回ってしまいます。
その為、XL品の場合はSTDタイヤよりも多くの空気圧を必要といたします。

その場合適正空気圧は、250kPaとなります。250kPa時の空気圧負荷能力は、735kg MAX290kPa時には空気圧負荷能力は825kg

とSTDを大幅に上回ります。

 

注意点

注意しなければならないことは、XLタイヤとSTDタイヤでは、空気圧による負荷能力が異なる事です。

タイヤサイズが一緒でも、狙った空気圧負荷能力に差がある為に、タイヤの規格によってはドアにある純正指定空気圧よりも高めに設定しなくてはいけません。

当店では、タイヤの規格や車両の用途に合わせた空気圧を設定させて頂いております。

作業前にご説明はさせて頂きますが、必要耐荷重以下の空気圧ですと、タイヤの偏摩耗や、空気圧過少による弊害がござますので、必ず店舗スタッフにご相談ください。

お客様にご満足いただけるよう、日々サービスの向上に努めさせて頂いております。

タイヤのご相談、空気圧のご相談、何なりとお気軽にお申しつけ下さい。