皆さん、道中のパンクやバーストの経験はありますか?
しかしこの『スペアタイヤ』が最近の欧州車にはついていません。
その理由が
軽量化(燃費の向上を目的とする)
使用しないまま廃棄になる確率が高いのでもとから搭載しない
タイヤ交換できない人が多い
スペースの効率化(荷室を広く確保するため)
ロードサービスの普及
です。
では、トラブルが起こった場合(釘などを踏んでしまった場合)は自分ではどうしようもないのか・・・。
いえ!そんなことはございません!!
スペアタイヤを搭載していないお車におススメなのがこれ
パンク修理キットです!
さて、使い方の説明ですが・・・。
注意点が、釘等でタイヤのトレッド面(地面に接地する場所)に穴が空いてしまった場合のみに使用できるというところ。
側面に空いてしまった場合はパンク修理はできません。
・まず、ホイールをバルブを1番下に来るように車を動かします。
(タイヤに空気が残っている場合は、空気を抜くためにキットに入っている専用の工具を使ってホイールのバルブを取り外します。)
・空気が抜けたらパンク修理剤に専用のチューブを取り付けます。
・チューブを空気注入口に取り付けたら、修理剤を流し込んでいきます。
※この時に必ず全量を入れましょう。
・修理剤を入れ終わったらバルブを取り付け、付属のエアコンプレッサーを使い、空気を入れていきます。
エアコンプレッサーは車のシガーライターソケットやアクセサリーソケットから電源を取る事ができます。
・車の運転席ドア付近に適性のエア圧が書いてあるので、コンプレッサーのゲージを確認しながら適性圧力まで空気を入れます。
後はそのまま走行するだけです。
ですがこちらもスペアタイヤ同様に、修理工場等に行くための手段なので、修理剤を使ったからと言ってそのまま使用するのは絶対にやめましょう。
タイヤパンク修理キットによる応急修理は一時的な処置です。できるだけ早くタイヤを修理・交換してください。
又、以下の場合はタイヤパンク修理キットで応急修理できません。販売店やロードサービスにご連絡ください。
また、以下のようなことがあると修理キットが使用できないのでご注意を
・タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき
・タイヤ側面など道路への接地面以外に穴や損傷があるとき
・タイヤがホイールから明らかに外れているとき
・タイヤに4mm以上の切り傷や刺し傷があるとき
・ホイールが破損しているとき
・2本以上のタイヤがパンクしているとき
・1本のタイヤに2か所以上の切り傷や刺し傷があるとき
・補修液の有効期限が切れているとき
修理剤の使用期限が切れているお客様も多くみられますので今一度ご自身のお車に修理剤が搭載されているのか、期限が切れていないかのご確認をおねがいします!
そしてもうひとつ
ダンロップのビューロやルマンシリーズなど中にスポンジの入っているタイヤに使用すると中のスポンジが修理剤を吸い込み、修理剤がまんべんなくいきわたらず片側に液剤が集中してしまう為、タイヤが回転した時の遠心力でハンドルぶれ・車体への振動へ繋がるらしいのでご注意ください。
もちろんタイヤフィッターでもパンク修理キットのご用意はございますので、各店舗スタッフまでお問い合わせください!