ラブホテルの清掃は日々行うものとしては洗剤などを使用してピカピカに清掃する本掃と簡易的に行う休憩掃があり、様々なデザインの部屋があります。
部屋のグレードによって備品やアメニティが異なったりもします。
ゴミやタオル、ガウンなどをあちこちに散乱させて帰るお客さんも多いです。
更にホテルによって異なりますが「本掃は何分以内、休憩掃は何分以内」などと清掃時間の基準も決められています。
最初は指導してくれる人が付いているものの、覚えることは多いし毎回部屋の状況も異なるので「えーっと、えーっと…」とパニックになったり、作業に抜けが生じたり、なかなか完璧にできなかったり、さっき指摘されたミスをまたやってしまったり、時間がかかったりします。
真面目な性格だったり考え込んでしまう性格の人は悩むと思います。
全部屋同じデザインでアメニティが少ないホテルは仕事を覚えやすいと思います。
覚えるコツ
手順は実際にやって体で覚えましょう。
初日に教えてもらいながらメモを取ったり、仕事中の空いている時間や帰りの電車の中、寝る前なんかに振り返って自分なりのマニュアルを作成するのも効果的です。
私は仕事中の空いている時間にメモ帳に手順や指摘されたことなんかを書いて、自宅に帰ったら振り返ってPCで自分なりのマニュアルを作成して覚えました。
備品やアメニティの配置はパターンが決まっているので目に焼き付けたりメモ帳に絵を描いたりして覚えましょう。
シャンプー類と化粧品関連に関しては、恐らくどこのホテルも使う順に並べていると思いますのでそれで覚えると良いと思います。
例えばシャンプー、コンディショナー、ボディソープに関してはどこのホテルもこの順で並んでいると思います。
それに加えて、ホテルによっては無香料ボディソープやメイク落としなどが並んでいたりします。
ボトルは名称を正面にして、ノズルの向きは正面、左向き、斜めなどホテルによって様々ですが全部屋統一されているので覚えやすいでしょう。
化粧品関連にしても、メイク落とし、洗顔、化粧水、美容液などといった感じで実際に使う順番で並べていると思うので覚えやすいと思います。
その他、入浴剤とかスポンジとか、歯ブラシ、コットン、カミソリ、ヘアバンド、コンタクト保存液、グラス類などなど、その辺は名称ではなく色や並べた感じの形で順番を覚えるとか自分なりの覚え方で覚えましょう。
とにかく客室に置いてあるもの全て置く場所や順番、向きが決められていますが、従業員の少ないホテルを除いて一気に覚えさせられることはないと思います。
最初は浴室ばっかり担当するとかそんな感じで1つ1つ覚えていく感じになりますので安心して良いと思います。
効率良く作業をするコツ
これは「自分流の手順を決める」「移動回数を極力減らす」でしょうか。
やるべきことを網羅していれば手順は多少前後しても問題有りません。
例えば浴室だとどこから洗うか、どこから拭き上げるかなど自由です。
洗面も先にアメニティの補充をやってしまうのか最後にするのかなど自由です。
自分のやりやすい手順を見つけましょう。
また、ゴミを回収したり、ベッドをはがしたり、アメニティをバッグやカゴに取りに行ったり、リネン室にリネン類やグラス類を取りに行ったり、ドリンク類を取りに行ったり、清掃時には何かと室内や館内を移動しなければなりませんが、極力移動は少なくしましょう。
小走りでちょこちょこ何度も行ったり来たりするのと普通に歩いて1回で済ませるのでは後者の方が早いです。
あれもこれも全部手で持とうとすると絶対に落としますので、リネン室にバケツやカゴがあるならそれを積極的に活用し、無ければエプロンのポケットなんかを積極的に活用しましょう。
グラスを落として割ったりドリンクを落として缶が凹んだりしたら面倒臭いですし、何かを落としそうになったらバランスが崩れて次々と持っているものを落としてしまいます。
まとめ
結局は慣れです。
一連の動作を体で覚えてしまえば他のことを考えていても仕事をこなせるようになります。
時間短縮の為に動きを早くするのも大事ですが、それと同時に動きを少なくするのも大事です。
動きを少なくすることで体力の消耗も抑えられます。