ラブホテルのオーナーはどんな人か

多いのは両親や祖父母の代からラブホテルを経営していて、それで後を継いだという方です。

昔はラブホテルとは言わず、連れ込み宿などと言われていたそうで、木造の建物で旅館みたいに部屋までお客さんを案内するような感じのスタイルだったとか。

他にも不動産投資でラブホテルを購入してオーナーになる方もいますし、会社がやっている事業の中にラブホテルの事業があってそれでラブホテルを経営しているというパターンもあります。


物件探し

ラブホテルのオーナーになるには営業許可がどうのこうのという前に土地と建物を持っていないといけません。

中古のラブホテルを買うことになると思いますが、良い物件はラブホテルのオーナー同士で話をして売買してしまいますので、一般に出回ることはほぼ無いでしょう。

逆に言うと一般に出回っている物件はラブホテルのオーナー同士での売買が成立しなかった物件とも言えます。

昔はラブホテルの建売とかもあったそうですが、今は新築で建てること自体がほぼ無いです。


ラブホテルの価格、融資

立地、そのホテルの売上、状態などで大きく変わります。

なんでも良いからとりあえずラブホテルが欲しいのであれば3桁万円とかで購入できたり、もうちょっと良い物件だと4桁万円、更に良い所だと1桁億円、更に良い所だと2桁億円とかです。

購入してそのまま営業するパターンと、改装して営業するパターンがあります。

安い物件を買っても全面改装や修繕などをやるとあっという間にすごい金額になります。

自分でできる範囲は自分で修繕する方が良いです。

ここで問題になるのが「ラブホが欲しい!」と思って新規参入でラブホテルを購入する場合、銀行からの融資は受けられないものと思ってください。


新法ホテルか4号営業ホテルか

新法ホテルの場合は土地と建物を購入することになりますが、4号営業ホテルの場合は会社ごと購入するような形になります。


お客さんが来なくてもかかるお金

ラブホテルは24時間365日営業しているわけです。

お客さんがゼロであろうと光熱費や人件費など色んなお金がかかります。

テレビが壊れたとか冷蔵庫が壊れたとか水漏れが発生したとか何かと色々と突然壊れますからお金がかかります。


突然掛かってくる電話

ホテルで何かあれば従業員はオーナーに電話をかけて報告します。

24時間365日営業している以上、24時間365日突然電話がかかってきます。

「◯◯さんが出勤してこない」「◯号室の◯◯が壊れた」というものから警察沙汰の事件発生の連絡まで、色々です。

複数店舗経営していて、全部自分だけで管理しているとなると大変だと思います。


負担軽減

支配人を雇ってある程度任せるとか、管理会社に丸投げするとか色々できます。