ラブホテルでの緊急事態発生時に役立ちそうな情報を書いてみます。


フロントは大体9番

大体のラブホテルは何かあったら客室内の電話の受話器を上げて9番を押せばフロントに繋がります。

ベッドパネルや電話機、インフォメーションなどどこかしらにフロントの番号が書いてありますので確認しておきましょう。

大体は9番だと思います。


避難階段、避難器具

ビル型のラブホテルの場合、必ず避難階段があります。

大地震後、火災時、停電時などに利用することになりますので入室前に避難口誘導灯を確認して避難階段の場所を確認しておきましょう。

避難階段はホテルによって屋外にあったり屋内にあったり、1箇所だったり2箇所だったりします。

火災時に避難階段と廊下を仕切る防火戸が閉まっている場合は防火戸を押すと開くので階段に行けます。

また、階段に加えて避難器具が設置されているホテルもあります。


電気錠

客室内に自動精算機やエアシューターがあるタイプのラブホテルの場合、通常時は扉に電気錠が掛かっているので自由に扉を開けることができません。

しかし、緊急時はフロントでの操作で解錠できますし、火災報知機と連動して一斉に解錠するシステムがあったりしますし、仕組み上停電時には勝手に解錠状態になります。

更に扉に付いているカバーを外して非常用のサムターンを回すと電気錠がかかっていても扉を開けることができたり、非常用のサムターンが無い場合は天井付近に緊急解錠ボタンがありますのでそれを押すと解錠できます。

閉じ込められるということはありません。


事件

ラブホテルの客室というのは密室で2人きりで過ごせる空間なので身の危険を感じるような事件が起こる可能性があり、過去のニュースを見ると実際に起きています。

本当に危険な時は逃げるしか無いと思います。

電気錠が無ければ扉の内鍵を開けたら普通に扉が開きますので避難階段で逃げ、電気錠が掛かっていれば非常用のサムターンや緊急解錠ボタンを使って脱出して避難階段で逃げる形になります。

どちらにせよ扉を開けた時点でフロントスタッフや清掃スタッフにどこの扉が開いたというのが伝わり、フロントでは防犯カメラのモニターも確認し、忙しいホテルほど清掃スタッフが館内をウロウロしています。

扉を開けて走って逃げるだけで何かあったんだということはスタッフに伝わります。

完全に相手に追いかけられている場合はどこかに身を潜めることもできませんので、とにかく客室から出て逃げるしかありません。