いつの間にかあの日から7ヶ月も経っていたのでちょっと振り返って無職期間中の心情について書いてみたいと思います。
どのように過ごしていたかは過去の記事をご覧ください。
完全な無職期間というのは1件目のアルバイトを辞めてから2件目のアルバイトが始まるまでと、2件目のアルバイトを辞めてから現在の職場に入るまでの期間ですが、この記事では仕事をしていない期間という意味で逃げたその瞬間から無職期間として扱います。
逃げている最中
先のことは考えず、とにかく誰にも見つからずに逃げ切ることばかり考えていました。
1ヶ月間の住まいとして滋賀県のホテルを確保していたので、まずはそこに辿り着くことを考えていました。
滋賀県滞在中
初めは無気力で死ぬことばかり考えていました。
次第に生きる場合のことを考えて、無気力とはいえ住まい探しや退職代行を利用してでも退職の意思を会社に伝える等の必要なことだけはしっかりと行っていました。
想像以上に時間が経つのが早く、初めは「1ヶ月もあるから…」と思っていたのに「もう半月経った…」「もうすぐ1ヶ月…」「もう1ヶ月経った…」という感じでした。
新居に入居
やはり無気力でした。
正直この時点ではまだ有休消化中だったので「まだ大丈夫…」と思っていました。
アルバイト開始(1回目)
退職日を迎えるまでに働かなくてはいけないと思っていました。
それでアルバイトを始めたわけですが、2日目にしてメンタルが不安定になって病んだり、次の日にはやる気が湧いてきたりしました。
結局2週間で辞めましたが。
この時期は「最低時給でも生活はできるし、一生アルバイトでいいじゃん。」と思っていました。
アルバイトを辞めて次のアルバイト開始まで
1回目のアルバイトが即採用の翌日から勤務だったので「アルバイトだったらどこでも採用されるだろうし、どうにかなるでしょ。」と思いながら過ごし、次のアルバイトの面接も気楽に挑んで採用されるか少し不安だったものの当日中に採用が決定して「ほら、採用された。」と思っていました。
アルバイト開始(2回目)
またまた2日目にしてメンタルが不安定になって1週間で辞めました。
でもまだ「アルバイトだったらどこかしら採用されるでしょ。」と思っていました。
求職中
エントリーして「書類選考通過者のみ返信します。」と言って待てど暮らせど返信が来なかったり、アルバイトで同じ仕事を経験しているから採用されるだろうと思って面接を受けた正社員の求人が不採用になったりしてようやく焦りが出始めました。
おまけに国民健康保険の追加分の納付書が届いたり、家具や家電等色々なクレジットカードの高額な請求も来てお金は減るばかり。
株でスキャルピングをやってみるものの生活が出来るほどは稼げず。
テープ起こしの仕事にエントリーするもののトライアルの時点で挫折。
本当に焦っていて「人生詰んだ…」と思っていました。
時間が経つのが早すぎて気が付けば1ヶ月半も完全な無職期間を過ごしていました。
しかし、「もうここしかない!」と思ってエントリーした求人が即採用されて、しかも働いてみたら自分にすごく合っている職場でメンタルを崩すことなく勤続2ヶ月を過ぎて今に至ります。
本当にホッとしています。
今になって思うこと
「人生に躓いても案外何とかなる。あの時死ななくて良かった。生きていて良かった。」
これに尽きますね。
あの時死んでいたら確かに全てから解放されて存在すらもこの世から消えて無くなっていたわけですから、それはそれで良かったのかもしれません。
しかし、死なずに生きてみたら便利な街に住めて自分に合った職場に出会えてほとんどストレスの感じない生活が出来るようになりました。
本当に人生って何とかなるものなんだなぁ…と思います。