暗闇の中で

この間は1日0食か1食の生活をし、朝食または夕食の時とトイレの時以外はずっと真っ暗な部屋でテレビも見ずにベッドに横になって過ごしていました。
 

  死について

起き上がって何かをするという気力も無く暗闇の中でスマホを操作して、Twitterのアカウントを新たに作成して一緒に死んでくれる人を募集するハッシュタグを使用して繋がった人々とDMでやり取りをしていました。

そのアカウントは後日削除しました。

もし1人で死ぬ場合は社員寮のクローゼットで…とか、具体的に書くとまずいですが色々な方法を考えていました。
遺書の内容までしっかりと考えていました。

今考えると結構ヤバい状態だったんだなぁと思います。

 

  生について

8月5日か6日かその辺りになると、死にたいと思う反面で今後生きていく場合はどうするかということも考えるようになっていました。

  • 次どこに滞在をするか
  • このまま懲戒解雇されると後々厄介
  • 社員寮の鍵や私物
  • 原子力発電所の作業員登録の解除
  • 行方不明者届
  • 3年後の運転免許証更新
  • 免許証未更新による身分証明書の喪失
  • マイナンバーカードもまだ持っていない
  • 病気や事故の時のこと
  • 次の仕事先
  • 健康保険や年金、税金
  • 無職状態になる前にやるべきこと

などなど、このままだとどうなるのか、このままでいることのリスク、これから生きていくにはどうすれば良いのかといったことを沢山考えました。

こんなに人生について考えたことなんて今まで無かったのではないでしょうか。

 

  退職を決意

懲戒解雇は避けたいですし、詳細は書きませんが10月末までに原子力発電所の作業員登録を解除せずにずっと行方不明でいると、私自身も各客先も会社も本当に大変なことになってしまうのでどうにかしないといけないと思いました。

しかし、こんなことをしてしまったからには会社に戻るなんてことはできないので退職を決意しました。

 

  退職代行

退職を決意したもののそれをどう会社に伝えるのかが問題でした。

社会人として会社に電話をするか会社に行って直接お詫びと退職の意思を伝えるべきなのですが、そんなことはできませんでした。

そこで退職代行サービスを利用しました。

退職代行というと業者や弁護士などに依頼をするのですが、失踪や原子力発電所のことや有休消化など色々とやり取りが必要ということで、弁護士にお願いすることにしました。

連絡はLINEで24時間対応で簡単にやり取りができて感動しました。

書類をコンビニで印刷して押印して郵便で送ったりしなければなりませんが、会社と私は直接やり取りする必要はなく、弁護士さんが会社とやり取りしてくれるという安心感がすごかったです。

お盆休みも近いので8月17日に退職代行を実施してくださいとお願いしました。

 

  住まい探し

生きていくには住まいが必要となります。

ホテル暮らし、ネカフェ暮らし、ホームレス、正直これらでも良かったのですが、やはり住民票をどうするかとか、住所が無いと色々と困ったことも起きるのでとりあえずSUUMOで賃貸物件を探しました。