月読命〖M〗 66 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。




S

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








「そ…っ、   それは……っ///。」



「……分かってる…。     お前が、俺に対して 俺と同じ感情を 持ち合わせていない事くらい…。」



「……っ、、」




俺の言葉に、雅紀は まだ上気した顔のまま 口を噤んだ。




互いの熱を鎮める事が理由だとは言え、無理矢理に有無を言わせず手を出した事には 変わらない。



それでも 勝手かも知れないが、俺の身体は 満足していた。




起き上がった雅紀の頭をポンポンと撫でて、ソファのスペースを空けるように促し、重くなった身体を倒して 横になった。






「安心しろ…。    スッキリしたら、眠くなった。    ……このまま…、寝させてくれ…。」





……急激に 身体が重くなり、瞼が落ちる……。


……だから、男は 身勝手だと… 言われるんだろうな……。



だけど 分かっていても、もう  身体を動かす気力が無い。





…………疲れた………。


疲れたんだ。




当たり前の日常が 変わる事が、こんなにも 辛い事だとは思わなかった。




自分は、誰よりも タフであると思っていた。


どんなに仕事が 立て込んでも、やり遂げる自信はあった。





でも、違ったんだな…。



俺は、弱い。




……休みがあって、良かった………。




………雅紀………。





「……しょおちゃん…っ、、   ベッドで……、、」




雅紀が 俺の身体を揺さぶるけれど、もう 動けないんだ。



……ゴメンな…、雅紀……。






「……ベッドは…、  お前が  使え……。     ……おやすみ……、雅紀……。」




……なぁ…?     雅紀……。




「……しょ……、ちゃ……?」




雅紀……。



俺が17歳になった時、お前も 凄く 大変だったろうな……。


………凄く、疲れた だろうな……。




……雅紀……、、    ゴメンな………?





「………。」




意識が遠のく瞬間に、雅紀の優しい声が 聞こえた。





「………しょおちゃん…、ありがと……。   ゆっくり、やすんでね…?      おやすみ……    なさい……。」














❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
〖M〗を読んで頂き、ありがとうございます。  元に戻るのだろうと分かっているのに、心配ですぅ  なんて 可愛い感想をありがとうございます。 私も、心配ですw。 
さて ご質問についての答えですが、断片的に戯言などで話したような気もするし、大好きなある書き手様のコメント内で書かせて頂いたような気もします。 ですが、あまり良い話では無いので 言ってないかも知れません。 一応 お答えしますが、読みたくなければ飛ばして下さい。 読んで、嫌いになる方が増えるかも…。  嵐さんが好きでお越し頂いていると思いますが、嫌われる覚悟でお答えしますw。 ですが、かなり割愛します。 1行だけ空けますからw。

では、質問にお答えしますw。
私は女ですが 恋愛対象は、男女共です。  実際に、男女共 性行為もあります。
配偶者は、おりません。  幼少期から何故か性的な部分で人を寄せ付けてしまう事が多く、大人になってもそれは変わりませんでした。酷い仕打ちを受ける中で麻痺していった感情。  何をされても いつも私が悪い。私が誘ったと言われ続けました。 高校生の頃、結婚を約束してくれた方がおりましたが事故で帰らぬ人となりました。  まぁ、ずっと生きていればお互いに嫌いになって 簡単に別れていたかも知れませんが…w。   生きる意味も失い、屍のようになっていた時に、妊娠している事が分かりました。 高校時代から一人暮らしでしたので、ギリギリになるまで誰にも言わずに産む決意をしました。 なので、とっくに成人している息子がいる訳ですw。 何だかんだ高校、大学も行きました。 睡眠時間を削る事は、その頃から慣れてしまいました。  息子も大学を卒業し 働いていますが、時々デートに誘ってくれますw。 お互いに忙しいので、LINEで話す事が殆どではありますがw。 私は、人として欠落していると自覚しております。 ですが息子は、自慢の息子です。
嫌な気持ちにさせてしまったら、ゴメンなさいね。
ありがとうございました。