月読命〖S〗 64 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





M

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








………「翔ちゃん」の顔が、近付いてくる………。



避けなきゃ  いけないのに、 身体が  動かない……。





「……しょ……っ、、  ん…っ、っ、  ぁ、   ま…っ、、」





「翔ちゃん」の舌が 捩じ込まれて、口の中を 激しく攻め立てる。


俺の舌を追い回し、キツく吸い上げられて 唾液が垂れる。





「……甘い……。」



「……ゃ…   ぁ、…   め…っ、、   しょ…っ、、」




若くて乱暴なのに、ストレートにぶつけてくる感情が 甘く伝わって、身体中が疼いて 熱くなる。



ブラックコーヒーを飲んでいるんだから、甘いはずなんてないのに、「翔ちゃん」は何度も俺の舌を欲しがった。



唇を離された瞬間、崩れ落ちる身体を 支えられて、乱れる呼吸を整える事に 必死になった。




………ヤバい………。



ジンジン…   する……。





「……待つよ…、   明日まで…。」



「……しょ…ちゃ…、、」





潤んで ぼやける視界で「翔ちゃん」を見上げると、俺の頬に顔を擦り寄せて 溜息混じりに囁かれる。





「……そんな顔されたら…、  我慢   出来なくなる……。」



「……ダメ…、、だよ…、、」





頬に口付けを繰り返し、俺の腰を撫で回す。





「……分かってる…。     今日は、ちゃんと 我慢する。   ……だけど   明日は…、待たないから……。」



「……しょお ちゃん……。」





「翔ちゃん」の言葉は、本当なのかもしれない。



火照る身体を 無理矢理 抑え込もうと、頭で必死に冷静になっているようにも見えた。



………俺は…、   どうしたら  良いの……?




「翔ちゃん」の手や唇が動くままに、受け入れていた身体を、ゆっくりと  ベッドに沈まされる。



横たえた俺の身体から名残惜しそうに、身体を離し 立ち上がると、俺に優しく 笑い掛けた。





「今日は、雅紀が ベッドに寝ろよ?       俺は、ソファで 寝るから。」



「え?      でも…っ、、」



「雅紀、おやすみ。」





俺が起き上がるのを制して、早足で部屋を出て行った。





バタン……、、




………翔ちゃん………。






バタンッ、、




部屋を出て直ぐに、トイレの ドアを  また開ける音がした……。






………翔ちゃん………///。















❀❀❀❀❀

松本さん、おめでとう!  良かったね。



❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
おはようございます。 トイレでおしりの準備??   ほう。 流石、素晴らしい発想をお持ちでいらっしゃるw。 ちょっと選ばせてあげた方が、良かったかしら。 男なんかと思っていた部分と、最初に自分のおしりの無事を確認している事、若い翔ちゃんはどっちがという選択肢を考える事無く、当然 自分が攻める方だと思っているwと考えて書きましたw。 セツナイ心の動きwを褒めてくださり、ありがとうございます。 また 沢山、お話連投してくださりありがとうございます。 綺麗で読みやすく、何よりエロいw。素晴らしい感性と文章力は、とても真似出来ません。尊敬致します。
ありがとうございました。