ものごころついたとき、

子供部屋の壁には、

宮沢賢治のアメニモマケズが、

父親の手書きで大きく貼り出されていて、

毎朝、兄弟みんなでそれを唱和させられた。
 

人間は、このように生きればそれでいい。

これ以上のことを望めば、

人間は必ず誰かと争い、

迷惑をかけなければなければならなくなるから。

他人に迷惑をかけずに生きられる人間になりなさい。
 

これが、田中家の根底にある家訓であります。

誰とも競争しない、

茶人ならではの考え方だと思った。
 
 

僕は一般企業に就職。

デザイナーとして、つねに時代や人の感覚をかき回すのが仕事。

ある意味、いつもとがっていなければならない。

小さなトゲをいつも持っていなくてはいけない。

そのうち、

もっと大きくトガるために独立。

夢、野心、それを背中一杯に背負っての独立。

背負いきれないほどの夢を背負って、

端から見れば滑稽なほど頑張った。
 

ショートスリーパーを気取り、

毎日二〜三時間ほどの睡眠時間で次から次に新しい事業を

実行していった。

デザイナーはデザイン会社に使われているだけではなく、

その能力で様々な事を考え実行する事ができる。

元気なうちにガンガン色んな事をやってみよう。

そう思い、何年間も過ぎた。

そのうちのひとつの選択肢が、

イタリア

だった。
 

ところが、

イタリアに関わるようになってから、

少し、そのスピードは失速した。

販売サイトや色んな事を試そうとしたイタリアだったが、

日本人のような反応とは全く違う、非常に手を焼いてどうしようもなくなった。

そして、

なにか型を作ればそこにかってにハマってくれる日本人と違い、

マニュアルが重視されないイタリアや諸外国は、

めんどくさがらずに人間同士の一対一の関係を続けなければ、

何事もなし得ない。

そのことが理解できるようになった。
 

今までの自分の感覚は、

世界の中の『日本』という国の中でだけしか通じる事の無い

マイナールールだったということも。
 

その時の、

自分の考えやアイデアがまったくうまくいかない日々の

ストレスで、

脳梗塞の予備軍当たりまで足を踏み入れていた。

今考えても怖い。半年間ほど完全に症状が出ていた。

『パソコンではなく人と接しなければいけない』

その重要性に今更ながら気づいた僕が、

踏み出したのが、

 

フェイスブックの社会であります。
 
 

出会った頃の人達が良かった。

 

きっとみんなこの頃、

僕と同じようになにか必要性を感じて

フェイスブックをはじめて、そして出会った。

僕はこの人たちにかなり恩恵を受け、

そして影響されています。そして、

たくさんの人間と接するごとに、

デザイナーから、田中秀一に戻りたくなっていった。
 

田中秀一とはなんだったか?

どういう人間だったか?

考えると、わからなくなる。

しかし、

自分がどうありたいかは、

わかっている。
 
 それは親が小さい頃から示してくれていた。
 

田中秀一は、

いつでも清廉潔白。

質素倹約を旨とし、

質実剛健を大事にする。

仁義を重んじ、礼智を学び、

忠を忘れず、信を違わず。

こうありたい。ちょっと堅いが。(笑)
 

そのためにできる事は何だろうか?

今の僕の自己実現の欲求とは、

そういうことを指している。
 

お金も信頼も、

その行動の後からしかついて来ないものだと思うようになった。

目的と結果を入れ替えてはいけない。
 
 

大好きなイタリア。おいしいカルボナーラを作るという事で、

楽しく素敵な時間を作り出したい。

そしてそれができる人には、それが事業としても

成り立つようにしてやれないだろうか?
 

人間の生命の源、筋肉というものを、

女性でも、お年寄りでも、

毎日の簡単な運動でしっかり維持させられないだろうか?
 

すっかり景気が悪くなり二極化と言われる時代。

若い世代は安いものを口にするだけの生活にすっかり慣れてしまい、

大切な『食』に対する興味も夢も失ってしまっているように見える。

まだ若い世代に『ワインをたしなむ』という大人の経験をさせる事で、

もっと世の中に興味を持たせるきっかけにならないだろうか?
 

そうやって、

自分らしい生き方に沿った企画をいつも考えています。

そんな日々の中で出会う

友人というものは、

大きな資産の一つだと言っても良い。
 

信頼というものは、

まちがいなくあるにこしたことはない。

しかしそれは流動的であり、

自分の力では自分の場所にとどめてはおけません。

いわば、

自己所有できる事の無い財産。

そういうものでしょう。
 

FBの友達がいま4000人近くまで増えましたが、

常にいいね!などをしてくれる人は100名前後。

何気ない投稿などにも反応してくれるのは、

15~40人程度でしょうか?

僕はネットアイドルでもありませんので、

投稿ごとに200とか500とかイイネがつく事もありませんが、
 

やはり、

友達だと思っていた人々の心も、

僕のところにずっととどまっているわけもない、
 

みんなを楽しませるためにと考えた企画に

誰もが無反応だったりと、

最近は少し、落ち込む事もありました。
 

田中秀一、

誰よりも清廉潔白に生きてきたつもりが、

こんなザマなのかと。

少しは人の信頼を得られたかと思っていたのに!!
 
 
 

しかししかし、よくよく考えてみれば、

『たくさんの友達ができて毎日にぎやかにしていたその記憶に

しがみついて流されないようにしていたのは自分の方だった。』

最近はその事に気がついた。
 

自分に魅力が無いのではと悔やむなんて、

無意味。

誰の事も

自分のそばに拘束しておける訳じゃない。
 

人生なんて元々そうだったはず。
 
 
 

人間が財産だと感じてから、

財産を失いたくないと思うようになっていた。
 

大切なのは、

誰が自分を好きでいてくれるかでなく、

誰を自分が好きでいられるかということですね。
 
 
 

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