どう見ても、まったく親父に似ていない。
 
 

うちの親父はどんな人だったのかというと、

若い時分はガキ大将だったらしい。

同学年だった友達に、

とても貧しい家の子がいた。
 

そいつのことはなぜかいつも気に止めていて、

家に連れて帰って飯を食わせたり、

こずかいをあげたりして、

いつもいつもかまっていたと。

尋常小学生が終わり、

上の学校に上がるときには別々の学校になったのに、

それでもずっと気にかけて、

電話や手紙をくれたり、

『なんか困ったことはないか?』

と、

学校まで会いに来たりしていたという。
 

『田中くんは、同じ歳なのに、

いつも兄貴のように友達を構ってくれていた。』

親父の数少なくなった友達は、

そういう風に言う。
 

亡くなる何年かまえ。

山形の故郷まで.
同窓会に参加しに行った。
 
付き添って行った姉の弁によると。。。
 
 

『田中くんだ!田中くんが来たぞ!』

親父が現れると、

会場はプチ混乱状態に。
 

みんなから周りを囲まれて、

ちょっとしたスーパーヒーローだったらしい。
 

『おう、みんな、元気にしてたか?』
 

そんな社交的で親分肌の親父なんて、

僕は見たことも感じたこともない。
 
 

人付き合いが悪く、

いつも高尚な本を読んだり、

製図をしたり、

そういう気難しい堅物が、僕のイメージ。
 

しかし、

僕の方が、本当の親父を知らなかったのだ。
 
 

親父の名前は、正志。

志を正しく生きなさい、と、

親が名付けてくれた名前。
 

親を敬う気持ち。

親のつけてくれた名前の願いを、

叶えたい。。。それが、

子供の義務だということは、
 

義務と言う言葉を嫌い、

自由という曖昧なものを求める

現代の考え方では、

とうてい理解できないだろう。
 

僕でさえ理解など、

これっぽっちもできていなかった。
 

僕は良い親父に恵まれた幸運な人生だったので、
今はそれがはっきりと理解できる。
 
 

秀一。それは親の願いであり、

僕が生まれた瞬間からすでに決められた天命であり、

僕が生まれた瞬間から託された、

親の遺言でもある。
 

どんな 秀 一 になれるものか。
 

まだまだ、

僕の人生には
親父の志が深く突き刺さっている。



 

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