図書館に住みたい。

図書館に住みたい。

本とかまんがとか詩とか歌詞とか、とにかく活字中毒なんです。

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渋谷のパルコ劇場で観てきました。

といっても3週間くらい前の話。

消化するのに時間がかかる性質なんです。


仲村トオルさんとかYOUさんとか。

YOUさんが大好きなので観に行ったんですけれど、予想通り彼女の声は舞台向きじゃないですね(苦笑)

でも、やっぱりYOUさん大好きです。

そして男性陣はみなさん声が通ってすごい迫力でした。

江守徹さんの「The・引退後のおじいちゃん」って感じがまた素敵でした。


嘘って、特に誰かの為に吐き始めた嘘って、なかなかやめられませんよね。

それは覚悟の上で始めたことで、

しかも人は思い込みの生き物で、一度そうと決めたらなかなか覆せない。

挙句その嘘が、うまく機能してしまったら??世間を巻き込んでしまったら???

そしたらもう、より一層やめられません。

やめる為の労力がかき集められなくて、

そもそも嘘をついた方がいいと思って始めたのですから

露見させてしまうことがいいことかどうかすらもやっぱり判断できなくて

半ば惰性で続けてしまう。


でも常に自分が問いかけてくる。

おまえは本当にこのまま進む気か??そもそも進めると思っているのか???

実はその嘘はお前の為でもあるんじゃないのか??


……。



きついですね……。



でも、そんな嘘が実は自分にもちらほら纏わりついていたりして、

例えば昔キノの旅で読んだ思ったことがすべて相手に伝わってしまう国の辛さとか

思い出して、

思いやりのとか優しさとかの名のもとに何かをするって、

曖昧すぎて難しいとか少し嫌になって

でも、

大切な人を出来うる限り大切にしたいと思って

そこには自己防衛も惰性もあることをわかっていながら

やっぱり

そういう嘘をつきながら生きていくんですけどね。

副題は、「病気の遺伝子はどこから来たのか」、です。

巻末の最後に参考文献やら参考論文やらががっつり載るくらい

思いっきり医学のお話です。

でも、何にも医学わからなくても全然読めて、ちょっと過激な感じとかが面白くて、さらさら読めました。

ちょっと頭よくなった気分。


自然界には「自然淘汰」という考え方があって、

生存に不利な個体はほっとくと自然と死に絶えるわけです。

でも遺伝病って結構ありますよね。

それってなんで生き残っちゃったんでしょうか??

もしかして昔は有利だったんじゃないの??

ちょっとその有利だったころをシュミレートしてみよう、うん。


終始、そんな流れです。


時間がたてば、いろいろなことが変わります。

美人の定義も、社会の仕組みも、平均寿命までも。


とても楽しい時間も、後から振り返ったらなんて不毛だったんだ、と感じるかもしれませんし、

逆に、辛い今が後で、かけがえのない思い出になっているのかもしれない。


逃げ出したいことはいつも両手に抱えきれなくて、

少し視線を脇にずらすととても楽しそうなことが転がっています。

毎日抱え込んでるやらなくちゃいけないことを、投げ出したくなる瞬間がいっぱい。

しかもその抱え込んでいることって、本当に自分のためになるのか怪しいものが結構あるんですよね。


でも、いつか視点やら環境やらが変わって、

例えば死ぬその瞬間とかに

もう満足だなぁ、転生しなくてもいいなぁ、って思えたら……、

なんて思って

ヘタレなところにも手伝われて、

もうすこしこのまま、いろいろ抱えたままで毎日を頑張ってみよう、

と、叱咤激励です。


漸く、金曜日ですね。

よしもとばななさんのお話。

とかげのリメイクです。

内面語りが増えてるだけでなく、設定が少し変わっていたり。
最初読んだときはちょっと語りすぎかな、と思ったけれど、

何回も読むうちにそれでもまだ語られていないことがあって、

ひとかげも好きになりました。


特に、私の持っている暗い予感が浮き彫りになってるところとか、ちょっとふらっといってしまう明るい看護師さんに名前がついたところとか。


「私」は仕事を通して、

親から子へと悪いものも受け継がれていくものなのか、

とげんなりし、

一方プライベートでは、

事件を起こした男の息子である自分には、

そういう得体のしれないものが潜んでいるかもしれない

将来子供ができたらその子にもそれが受け継がれるかもしれない

と思っている。

「私」の持つそんな暗い予感が、「私」を少し得体のしれない人間にしている。


でも「私」がそれを川村さんに言っても、きっと望む答えは返ってこない。


親の持つ悪いもののすべてが受け継がれるわけではないし

貴方はその人に育てられたわけではないし

なにより自分を客観的に見つめる目を持っているのだから

大丈夫。

貴方がその人のようになることはないわ。


例えば川村さんはそんな風に「私」を慰めるような気がする。


でも「私」はそれを望んでいない。

そこに「私」が可能性を見出す限りそれは起こりうる未来であり、

その思い込みは他人によって容易く改変できる類のものではない。

きっとそういう思いに捕らわれたことがない川村さんは、

いくらそういうことがあると頭で知っていても、具体例をたくさん見ても、

たぶんそれを理解してはいないのだ、と

「私」はげんなりしてしまう。


だから「私」はどうしようもなくとかげに惹かれて、

とかげは「私」に惹かれて、

そんな二人だからきっと、二人で沈み込んでしまうときもあるとは思うけれど、

二人の未来が少しでも生きやすければいいと思います。


そしてとかげの

「地獄の方が患者さん多そうだから。」

っていうセリフが相も変わらず一番好きです。