こんにちは修羅の国通信です。
関係ないのだけれど、「川に桃が流れてきました、さてどんな風に?」って聞かれたら「どんぶらこ」って言っちゃうでしょ?
そうなのじゃ、他のものが流れてきてもどんぶらことは言わないだろうに、こと「桃」の場合は「どんぶらこ」なんじゃよね。「1931年のワールドシリーズの優勝チームは?」などとじゃな、スパイが侵入してる状況だとクイズを出して自国人かどうかを判断するというのが、戦争映画とか見てたらよくあるのじゃけど、これも使えるんじゃないかしらって思った。
それにしても和製のオノマトペはおかしすぎる(笑)
何か浮いてたらプカプカだし、沈んでたらブクブク、跳ねてればピョンピョン、泳いでたらスイスイ。
可愛らしす。
ああそうそう、この度小倉の方でまたまたRPGが見つかったよーってお話じゃ。
RPGというとロールプレイングゲームの略なんじゃけど、今回のはそれとはちょっと違うくてじゃな。
ルチノーイ・プラチヴァターンカヴィイ・グラナタミョートというロシア語の略なんじゃ。(ロシア語は取っつきにくさ満点じゃな)
まあ平たく言えば携帯用対戦車ミサイルのことじゃ。
押し出しが良いので中東のテロリストが記念写真に必ず持って写るのがRPG7ってやつで、性能的にはもうひとつ(誘導装置がついてない)ではあるんじゃけど、トラックぐらいならいちころで仕留めることができるはずじゃ。
モップの柄の先っちょが円錐形に尖ってる、あれじゃな。
そんで今回見つかったのはRPG22っぽいんじゃね。使い捨てタイプ。
手榴弾や他の武器と共に川に捨てられてたそうなんじゃな。
誰が捨てたん(笑)
少し前、妻の実家の近くで、初めて見つかった時はかなりなニュースになったものじゃ。
だって対戦車兵器じゃよ? なんに使うつもりで買ってきたんじゃろう。
あの節は学校の花壇から手榴弾も見つかってじゃな、えらい大騒ぎになっていたのでした。
その辺の経緯を面白く語っているジモチーの芸人さんの話があったんで貼っとくね。少し長いけど面白かったよ。(ほとんどホントの話だしね)
困った事なんじゃけれど、このようにじゃな地元がいかにアレかを、面白おかしくネタにしちゃう人が多いのざんす。
これはここに限った事じゃなくて、大阪に住んでた時もそんな感じでした。
「河内の言葉は汚いので、他所もんが聞くと喧嘩してるみたいに聞こえる」とか「この辺の運転は荒いから、ここで運転出来たら日本中どこでも運転できる」みたいな、ネガティブなことがまるで勲章のように語られたりするのざんす。
あれは、しかし、どういう感情なのかな(笑)
男の子特有のバンカラ気質なのかもしれんと思うんじゃがな。
なので、そういう部分をくすぐられると、初対面でもけっこうイイ奴みたいに打ち解けたりします。
まあ、実際に大阪の交通ルールはかなりアレだったけどね。(青信号になるの待ちきれなくてフライング発車するし、赤信号でもまだいけるいけるって突っ込んでくるので、あれで交差点の事故が起きないのが不思議)
しかし、たしかに治安は悪かったす。ここはな。
それもそのはずで、当時全国で18くらいしかなかった「指定暴力団」のうち、県内には5つ6つあったんじゃもの。
しかもやね、なかでも最右翼なとこが市内にあったわけで、そりゃそうじゃろって言うしかない。
ちくわの友達は高校生の時夕刊配ってたんじゃけどさ、町内の暴力団事務所も配達先で、夕刊持って行ったら「おお、ちょうどええ」ってタバコ買いに行かされて、しかし買い慣れてないので間違ったボタン押して(笑)(当時は自販機で誰でも買えてたんじゃよ)
「あっ!ああ! どうしよう!」って焦って。
お金持ってなかったので、いっそいで自宅まで戻って買い直して届けたよ、って話を聞いて大笑いしました。
まあ、笑い事じゃないんだけどさ、そのくらい生活に溶け込んでいたのじゃと思う。
ちくわ自身もじゃな、組のオヤブンの邸宅の前をゼッタイ通らなきゃならない公園があってじゃね。そこの前を通った時。
スーツを着た若い衆が道路にバラバラと10人ばかり飛び出してきたことがあったじょ。
ちくわ、その時分は黒い大きなセダンに乗っていたので、「いざ、他のオヤブン衆の出迎えじゃい!」って飛び出して来たのじゃと思う。
ごめんなー。ちくわはシロウト衆なのでかんべんしてちょーだい。って、冷や汗かきながら通り過ぎましたとも。
本気で暴力団を潰そう。
そう、警察組織が動き出したのはその後のことだった。
暴力団新法が出来て、全国から垣根を越えた協力もあって、他県のお巡りさんが三人一組で街を巡回しだしたすよ。
背中に県警名が書かれてるので、昨日で交代だったのかな? って丸判りなくらい街中でお巡りさん見かけたよ。
遠いとこでは群馬県警や神奈川県警、警視庁も来てたよね。
そうやってね、本気で潰しにかかった結果。さすがに持ちこたえられなかったみたい。
あの公園も、オヤブン宅には張り紙がされてて誰も住んでない、もう若い衆が飛び出してくることもなくなったようじゃ。
ちなみに「修羅の国」というのは漫画北斗の拳に出てきた架空の国なんじゃけど、もう完全にうちらの地域の呼び名になってる。三人で巡回してたお巡りさんの会話を後ろでこっそり聞いたら「修羅の国だから・・・・・」って一部が聴こえたものね。
けどまあ、なんだかんだ言ってここは良いとこじゃし、治安だってそんなに悪くは無いので、安心して遊びに来るといいよ。(先日車上荒らしにあったばかりだけど)