思えばもう12月ですね。

皆さんは振り返ってみるとどんな年でしたか?

中には年始めにこんな抱負を語った人も多いかと思います。


「今年こそ英語を頑張って話せるようになるぞ。」

「今年は飛躍の年。何か大きなことにチャレンジする。」

「今年こそダイエット(え、私?)」


どこまで実現しましたか(は、はい、ダイエット、できてません)?


実現した人はどんなことをしたら実現できたのでしょうか。

実現できなかった人は何が足りなかったのでしょうか。

恐らく、実現できた人は「これとこれをやったので実現できました。」

と、理由を述べることができますが、実現できなかった人は何が足りなかったか

と聞かれても、「努力が足りなかった。」ということくらいしか

分らないのではないかと思います。


この違い、分りますか。


そこで今日のtip、「具体化」という訳です。

目標に向かって着実に行動していくというのはなかなかに難しいものです。

人間、放っておくと易きに流れてしまうこともあります。

それを下支えするのが「具体化」された目標です。


「我社はこの提携によりシナジー効果を発揮し、

持続的な成長をより確実なものとして参ります。」


「この上期の営業利益は前年同期に比べて0.5%落ちているが、

下期は改善の見込み。」


「志望校合格の為にもっと努力して成績向上を目指します。」


どれもどこかで耳にしたことがあるような聞こえのいいメッセージですね。


こういったメッセージを耳にしたら、親切な私はこう質問します。


「なるほど、すばらしいですね。で、ところで具体的にはどのようなことをするのですか?」


ここでこちらが突っ込む余地がない程、具体的なプランが練られていればひとまず合格。

ただ、そうでない場合が多いのです。会議等でもこうした無責任且つその場しのぎの

発言が何と多いことか。


最初の抱負に戻りますが、英語を話せるようになりたいのであればそれ相応の

学習が必要となる訳です。


①英語の能力をまずは細分化(おっと前回のtipがでてきましたね)

→ ②何が自分に足りていないかをできる限り分析し、何をどのように学習していくかを具体化していく。

このプロセスなくして先には進みません。


ちょっと長くなってしまいましたので、今日はこの辺で。


次回は具体化から目標達成までに必要なtipをご紹介します。