アグアスカリエンテスで毎年開催されるフェリア・デ・サン・マルコスは、メキシコで最も規模が大きく、熱気に満ちた祭りの一つ。
因みに南米で1番大きいと言われています。
(リオデジャネイロは有名度は高いですが規模は小さいとのこと…)
伝統と現代カルチャーが融合し、誰もが楽しめるイベントです。
【フェリアで絶対に体験したい7つのこと】
1. 州外から集まる高品質な民芸品マーケット
- 全国から厳選されたアルテサニア(民芸品)が並ぶエリアは必見。特にミチョアカン州の工芸品は完成度が高く、色使いも繊細でおすすめです。
販売中も編んでました。
ミチョアカンの大会で優勝した作品です。
メキシコシティのサンアンヘル土曜市場に出店されてる方で非常に有名な方がポツンといらっしゃいます。
個人的に手作り香水是非買ってください。
香りが長く持つしいい匂いだらけでそして安い!45ペソだったかな。
洗濯機で洗えるしこの時期プールや海、ご自宅の中ばきにもオススメ。
2. “飲み歩きOK”な非日常空間
- 実はメキシコの法律では公共の場での飲酒(飲み歩き)は原則禁止。しかしフェリア期間中、フェリアエリアだけは特別に合法的に飲み歩きが可能!
- お酒好きにはたまらない、開放感ある時間を楽しめます。
3. 闘牛と伝統イベント
- 実は見に行きたい日本人の方は結構多めです。毎回最後まで見れず退場してしまう方が多いです。
牛さんが死ぬとは思わなかったと悲しくなる方いっぱい見てきました。
簡単なフェリアでの闘牛の楽しみ方やポイント
•有名な会場「プラサ・デ・トロス モンメンタル」で開催。歴史ある美しい闘牛場です。中に入れる数少ないチャンスです。
• 人気闘牛士(トレロ)が登場し、華麗な技を披露します。
• 観戦は雰囲気重視。闘牛そのものだけでなく、観客の熱狂、音楽、衣装にも注目。
• 日差し・暑さ対策を忘れずに屋外なので帽子、サングラス、水分補給は必須。長丁場に備えて日焼け止めも◎。
• 動物福祉に配慮した態度を。闘牛の倫理性について意見は分かれるので、他の観客に対して批判的な発言は控えるのが賢明です。
⚠️メキシコでは一部地域で「無血闘牛」への移行も進んでいますが、アグアスカリエンテスではまだ伝統的な形で開催されています(2025年現在)。
• ミチョアカン州:2025年4月2日に闘牛を全面禁止。
• メキシコシティ:2025年3月に「暴力的な闘牛」を禁止し、無血闘牛へ移行。
• 全国的な動向:動物福祉の観点から、闘牛に対する規制が強化される傾向にあります。
4. 音楽フェス&ライブステージ
- フォーラムやパレンケでは、有名アーティストの熱いライブが連日開催。
無料コンサートもあります。
5. フェリアグルメを満喫
- エスキーテ🌽、チチャロン(メキシコ豚皮煎餅)、ミチェラーダなど、フェリア限定グルメも多数。
特にアグアス初心者の方はヒカレタ(ヒカマアイス)絶対食べて欲しいです。病みつきになりますよ。
6. 家族連れも安心のアトラクション&畜産展
- Isla San Marcosの自然とふれあえる畜産展は子どもたちにも大人気。
面白い鳥さんやカッコいい馬、牛、羊、豚など身近で見れて迫力満点。
7. ローカルビール&テキーラ・ワイン試飲
- 地元産のクラフトビールや、各地のプレミアムテキーラを飲み比べ!
今回ワインの試飲場ができました。
アグアス産のワインがたくさんありお土産選びに最適です。
フェリアを楽しむヒント
① 服装アドバイス
昼は暑く夜は肌寒いです。しっかり対策を!
② 楽しむ時間
混雑を避けるなら平日の午前〜昼がおすすめ。
混雑時はスリが多いので気をつけて。
③ セキュリティ対策
スリ防止はほぼ不可能です。彼らはプロなので緊急時用に靴に100ペソ忍ばせるのも良いです。
荷物の持ち方で大切そうに持つと逆に狙われるのでできるだけ身軽に、必要最低限で楽しんでくださいね。
フェリア・デ・サン・マルコスはただのお祭りではなく、メキシコ文化を丸ごと味わえる体験型フェスティバル。飲み歩きできる特別感、高品質な民芸品との出会い、家族でも一人でも楽しめる多彩な魅力が詰まっています。