今回の記事はASAGAO医療アシスタンス協力の元投稿しています。
薬情報もお伝えできればと思います。
メキシコに来てから…
日本で悩まされていた花粉症とはおさらばできた人から、日本では花粉症なかったのに症状が現れてしまったという人は結構います。
アレルギーの病気としては、ぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などがあります。
メキシコの乾燥故の乾燥性鼻炎だったり、メキシコに多い植物に反応する季節性アレルギー性鼻炎、砂埃などの通年性鼻炎、これらを特定するためにアレルギーテストを行います。
検査相場は…
日本の場合は保険が適用する検査の場合3000円程度で検査可能ですが、(項目が増えると自腹高額に…👀)メキシコの検査相場は3000ペソ前後となります。
検査項目、プリックテスト、パッチテストによって値段も異なっていきます。
プリックテストの場合
アレルギー物質が含まれるエキスを皮膚に少量滴下して、専用の針(注射器の場合も)で皮膚に小さなキズをつけてアレルギー反応を調べる検査です。アレルギーがある場合は蕁麻疹が出現します。通常一回のエキスで5~15分ほど反応確認をするので検査に少なくとも30分は余裕を見たほうが良いです。
パッチテストの場合
専用のパッチテストユニットに試薬を添付し、皮膚に貼り付けます。48時間後にテープを外し、試薬の部分に発赤や水ぶくれができている場合は陽性と判断します。
皮膚テストを受ける方は抗ヒスタミン薬や風邪薬を5日以上服用していない状態で検査を受けてください。
まずは問診にてアレルギー属性を確認し行う検査を決め、テスト結果から治療方針も変わっていきます。
受診料は検査料の他に800ペソ~1,500ペソ別途かかりますので、検査を希望した場合一度の受診で4000ペソは見ていただいたほうがよろしいかもしれません。
治療方法は…
様々な治療方法がありますが、根本治療であるアレルゲン免疫療法や症状が出た時にに使うお薬として薬物療法(抗ヒスタミン薬・ステロイド薬・気管支拡張(吸入)薬・アドレナリン自己注射薬など)があります。
メキシコにて受診される最も多かった治療方としては①6週間など決められた間隔で自宅で服用治療する方法②1ヶ月に1回受診し先生にお薬を打ってもらう方法に分かれます。
治療期間は長期戦の3年治療期間を要する人もいれば症状が暖和した場合減量や中止することもあります。季節性アレルギー性鼻炎の場合、治療ではなく症状を抑えるために一度きりの注射や服用薬を貰う場合もございます。
メキシコにて初めて症状が発生した方はご加入の医療保険が適用いたしますのでご自分のケースが保険適用か否かはご加入先のコールセンター、ASAGAO医療アシスタンスへご確認ください。
アレルギー性鼻炎治療薬
アレルギー性鼻炎の場合処方されるお薬はAllergaが多いです。アレルギー専用鼻炎薬です。成分はフェキソフェナジンでアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴う瘙痒に用いられます。
医師に相談の上た正しい含量の物を服用くださいね。
鼻水・くしゃみ→抗ヒスタミン薬
炎症による鼻詰まり→ステロイド薬(外用薬・点鼻薬)
よく使うスペイン語✍
鼻炎Rinitis
皮膚テストPruebas cutáneas
プリックテストPrueba de Prick (Prick test)
パッチテストPrueba de parches
鼻水Secreción nasal
くしゃみEstornudos
鼻詰まりCongestión nasal
炎症Inflamación
ステロイド薬Esteroides
抗ヒスタミン薬Antihistamínicos
医療でお悩みに方は無料相談受け付けておりますので遠慮なくご相談ください。