こんにちは、R-Style編集部です。
今日は富岡製糸場バスツアーをご紹介しますね。
富岡製糸場は、2014年6月、遂に念願かなって「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、ユネスコ世界文化遺産として登録されました。
2013年の「富士山」に続いての、嬉しい決定でしたね。
富岡製糸場の登録は、日本にとっての18番目の世界遺産登録になったのです。
世界遺産は、国際連合教育科学文化機関=ユネスコがつくる、世界遺産リストに登録された自然・文化遺産です。
国や民族を超えて共有すべき、「顕著な普遍的価値」を有する、人類共通の宝物のことをいいます。
富岡製糸場は明示4年から建築が始まったのですが、生糸を日本の一大産業とするべく造られた国家の命運をかけた一大プロジェクトとして、当時の明治政府の主導で造られた官営模範器械製糸場です。
近代化政策の1つとして、明治5年(1872)に操業を開始しました。
当時の主要輸出品「生糸」の品質向上と、大量生産に必要な器械製糸技術の普及を目指した、官営の模範製紙工場です。
長さが約140mもあり、造られた当時としては世界最大級のもので、全国から伝習工女たちが働き、本格的な器械製糸が始まることになったのがこの富岡製糸場なのです。
産業革命により発達した西洋技術の導入や、多くの就業者を必要とした日本での、最初の本格派な近代工場となったのです。
バスツアーで巡る富岡製糸場の見どころは、木骨煉瓦造の「東繭倉庫」や「西繭倉庫」。
回廊様式ベランダ付住宅の「旧三号官舎」
そして、首長ポール・ブリューナーとその家族が1875(明治8)年まで居住していた「ブリューナー館」
などがありますが、なんといっても圧巻だったのが「繰糸場」です。
「繰糸場」は、長さが、なんと140mもある工場で、中に入ると景色が一変するんですね。
建築の設計というものは、一般的には複雑で難しいという印象がありますよね。
確かに、そういう面もありますが、『富岡製糸場』の「繰糸場」はとってもシンプルな構造になっているんです。
運動会やイベントなどでよく見かけえる、テントを思い浮かべてみて下さい。
テントというのは、柱で囲われた直方体の空間を三角形の屋根で覆った形です。
それが、最も単純な建築の仕組みになんだそうです。
そんなテントを繰り返し横に並べれば、いくらでも細長い空間をつくることができるのです。
そんなイメージがそのまま現実になった建築物が、「繰糸場」でした。
屋根を支える小屋組みに、三角形の骨組みを基本にして強度を持たせた、「キングポストトラス」という構造を採用しています。
その構造により、内部に柱がない、大空間を実現したんだそうです。
富岡製糸場の操業初期は、300釜のフランス式繰糸機が配置され、400人以上の工女が働いたといいます。
そして、操業停止時の機械が、そのまま今も保存されており、貴重な文化遺産となっているのです。
どうですか?・・・これなら富岡製糸場バスツアーを試してみる価値があると思いませんか。
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富岡製糸場バスツアー
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