お助けリグは釣れない?お助けリグのキモ!
今日はお助けリグのキモについて書かせていただきたいと思います。
九州遠征も終わり、これで小田原、三重、富山、そして九州と色々な場所で、お助けリグのテストをしてきました。
そしてほとんどの船長が自分のお助けリグで釣れるのを見て
「お助けリグって釣れるんですね!」
そうおっしゃられます。
ある船長からはお助けリグは名前の通り、助けてくれるリグだと思い使う人がいますが、そのほとんどの方が全く釣れない。
仕掛けがややこしいので、リグが難しく、基本的な事が理解できないと、逆に釣れない場合も有ります。
お助けリグを初めて公開したのは、一昨年前の小浜でのエギパラで、去年の小田原のエギパラでも使用しました。そして今年3年目でやっと、どこでも釣れる方法を見つけました。
過去に公開した内容と少し違う部分も有りますが、
現段階で一番ベストなお助けリグの使い方です。
まず理解していただきたい事が
お助けリグ=ティップランプラスでは有りません。
ティップランプラスはスパンカーで船を立ててティップランをする事です。
お助けリグはあくまでも、リグだけの話で、エギ1個だけの通常のティップランスタイルでも、2個付けるお助けリグの場合も船を立ててティップランをするのが、ティップランプラスです。
最初にエギパラで公開した時はあくまでも秋口の小浜でのお助けリグのパターンでした、その後、関東のシャクリ船と呼ばれる、中オモリの乗り合い船、ティップラン船でテストをした結果、今ベストな方法を見つけました。
ティップランプラスのキモ
①リーダーの間隔
最低80cm以上、最近は1m以上取る場合が多いです。
上下のエギの間隔が50cmより短い場合、ほとんど釣れない場合が多いと思います。秋のシーズン初期なら釣れる事も有りますが、キロオーバーも出る今の時期は、最低1m位は有る方が良いと思います。
②シンカーサイズ
ティップランの場合、エギを流して効果を発揮しますが、お助けリグの場合、仕掛けは立てて初めて効果を発揮します。
通常のティップランの様に、流して釣るのではないので、重めのシンカーを使い、仕掛けを立てて釣ります。
だから、50g60gのオーシャンシンカーが効果を発揮します。
流れない時でもお助けリグの下のエギはオーシャンスキップ2.75号にオーシャンシンカー30gをスピニングタックルで、流れている場合はオーシャンスキップ3.25号or2.75号にオーシャンシンカー60gをベイトタックルで使っています。
船を立てて釣らせてもらえる遊漁船なら軽いシンカーでも大丈夫ですが、
まだまだ、通常のドテラ流しスタイルのティップラン船が多い中、流れる船でお助けリグを使うにはどうしたら良いのか、それがヘビーシンカー仕様のお助けリグです。
③エダスは必要か?
シロイカ型キロオーバー、アカイカ型3キロ&4キロオーバーの場合もエダスは取っていません。
ウネリが有る時にはスナップからエダスをとる場合が良いとか言われている場合も有りますが、アタリがダイレクトに出ないので、常に直結(エダス無し)で釣っています。
ウネリが高い場合は、リーダー間隔を1m→1.5mと長く取る事により、対応していますが、それで充分釣れています。
エダスを取ると仕掛けが絡む場合が多く、おまつりした時など、ほどくのに時間がかかるなど、直結で充分だと思っています。
スナップはお助けスイベルティップラン用がベストだと思っています。
*釣れないパターン
・市販の小浜リグなどは昼間のティップランでは釣れない場合が多いです。
お助けリグの場合、ヒットするエギはほぼ上部のンーマルのエギですが、
市販の仕掛けの場合、スナップが短い間隔で付いている場合が多く、上のエギから、スナップまでの間隔が短い仕掛けでは、スナップをアオリが嫌がると考えています。
市販の仕掛けでも上のエギからスナップまでの間隔は、最低1m以上必要だと考えています。
④タックル
スピニングタックル
ロッド:オーシャンウィップTR69、オーシャンソード70ML
リール:ステラ2500S(クレイジーオーシャンウイング100フォルテ仕様)
ライン:バリバス アバニティップランエギング0.6号
リーダー:PE側 アバニエギングショックリーダープレミアム2.5号
お助けスナップの下側 アバニエギングショックリーダープレミアム2号
上部エギ:オーシャンフォール3.5号(ノーマルタイプ2.5号~3.5号)
下部エギ:オーシャンスキップ2.75号&3.25号(メインは2.75号)
(MAXオーシャンシンカー40g)
*エギ2個付けるので、下のエギは引き抵抗を少なくするため、ティップラン用2.75号を使用しています。お助けのスピニングタックルの場合は2.75号がベストではないかと考えています。
ベイトタックル
ロッド:オーシャンソードメタルゲームTZ63L
オーシャンソードOS-67MLB
リール:ジリオン1516XXHL(ギヤ比9.1ハンドル1回転103cm)
ハンドルBJ66-74+EP40
(ヘビーリグを使うためシングルハンドルに変更)
ライン:バリバス アバニティップランエギング0.6号
(レッドモンスターの場合は0.8号)
リーダー:スピニングタックルと同じ
上部エギ:オーシャンフォール3.5号(ノーマルタイプ2.5号~3.5号)
下部エギ:オーシャンスキップ3.25号&3.5号(メインは3.25号)
(MAXオーシャンシンカー60g)
*白イカ型(通常のアオリイカの場合は3.25号がメイン、レッドモンスターの場合は3.5号がメイン)
⑤釣り方
上部のエギがノーマルのため、しゃくりは少なめで釣れる気がすると思われがちですが、通常のティップラン以上に巻き上げて活性を上げると釣れる気がします。
スピニグタックルも巻き上げだけを考えれば、ハイギヤが有利かもしれませんが、ヘビーリグを使うため、ノーマルギヤを使用しています。
少し長くなりましたが、これが今のベストなお助けリグの釣り方です。
詳しくはクレイジーオーシャンホームページで近日中に公開させていただきます。