ティップランプラスのシークレット | 太田武志のクレイジーオーシャンスタイル

ティップランプラスのシークレット

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小田原の泰平丸さんで、釣りビジョン「とことんエギパラダイス第99回」を
収録させていただきました。

今回撮影初日は普通のティップランスタイル「マッチ・ザ・ティップラン」で連発、
二日目はティップランPLUSで連発と、二日間同じティップランでも、
全く違う攻め方で撮影させていただきました。


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今回の泰平丸さんは通常、船アオリで出船されています。

今までティップランもされていますが、通常乗合いで出船されているのは、
中オモリを使った船アオリでした。

二日目のティップランプラスでは、通常の船アオリの流し方で、
船の両舷に2名ずつ乗船して、関東では昨年の同じ小田原港の「もと明丸さん」で
やって以来のティップランプラスでした。

ティップランプラスで重要なポイントは

①必ず、魚探でベイトの反応に船を付ける事。
(GPSの位置だけで、ポイントに到着して、
そこから流して、反応に入っていくのでは有りません。)

②スパンカーを立ててポイントに対して、常にポイントの上にいる事。

③「お助けリグ」は絶対条件です。

*お助けリグがなぜ必要かは、通常のティップランでは、エギは流れに対して
一定ですが、船を立てた場合、船を立ててもピタリと上に止めても、
船はアンカーで固定している訳ではないので、船は前後、左右に微妙に動きます。
これが、今までのエギ1個の場合では、エギは流れに対して360度回ります。
そうなると、今までの経験上、アタリは出てもエギにアオリが乗らない事が結構有りました。

これは3年前に雲船長と、一緒に「庄三郎さん」にお願いして、
船アオリのアングラーと同船させていただきました。

その時は通常のティップランスタイル(エギ1個)で挑戦しましたが、
全く惨敗でした。

そして、昨年の雲船長の船での「エギパラ撮影」で初めて
お助けリグを公開させていただき、その後、
田辺のサウスカレントさん、小田原のもと明丸さんで
ティップランプラスの原点となる釣り方を、雲船長に教えてもらい
ティップランの船でも、この釣り方が出来る様になりました。

でも自分が一番望んでいたのは、関東で古くから出船されている
船アオリの船で、ティップランが出来れば・・・・
それが、今回のエギパラ収録でした。

そして、船長から嬉しい一言を頂きました。


「この釣り方なら、船アオリのお客さんと一緒に釣ってもらってもいいよ」

これは本当に嬉しい一言でした。

ティップランプラスの「プラス」は今までのティップランにエギをプラスして
船にスパンカーを立てて船を止めるので、船の装備もエギもプラスするので、
ティップランプラスという名前になってます。

上にエギを付けるのは「お助けリグ」です。

ティップランプラスの最大のメリットは

①風や潮の強弱に関係なく、常に同じ状態で釣りが出来る事。
昨日も通常のティップランなら間違いなく「無風地獄」と呼ばれる状態でしたが、
そんな中でもアオリは連発!

②勝負が早い!
ポイントに到着して、1投目、2投目が勝負で、流して当てていく釣りではないので、
集中力が保ちやすい。

③船を立てているので、比較的釣り座に関係なく、どの位置でも釣れる。


まだまだ書きたい事は沢山あるのですが・・・・


そして、今週末、11月1日(土)2日(日)に
田辺のサウスカレントさんで、ティップランプラスの実釣会を
開催させていただきます。
詳しくはサウスカレントさんに直接お問合わせ下さい。



サウスカレントさんHPはこちら!