知っておきたいアオリイカの基本的な行動! | 太田武志のクレイジーオーシャンスタイル

知っておきたいアオリイカの基本的な行動!

ティップランを行う上での基本的なアオリイカの動き!

秋には湾奥の浅い水深に群れていたアオリイカも水温の低下とともに、
徐々に深場へ落ちていきます。

これからの時期、特に気を使うのが水温と、ベイトの反応です。

まず水温について
魚でもイカでも急激に水温が上がったり、下がったりした場合、
全く、口を使わなくなります。
特にこれからの季節、強い北風が吹くと、
上部の冷たい海水と、下部の暖かい海水が、入り混じり、
一気に水温が下がる場合が有ります。

0.5℃下がっただけでも、大きく食いが変わりますが、1~2℃下がれば、
食いが悪くなるのは当然です。

良くやってしまう失敗は、今までこの水深で釣れていたのだから、
今日もここで釣れば、アオリは釣れるだろうと、
水温が変わっても、同じ場所を流す事。

釣れないのは当然ですよね!
だってそこにはアオリイカがいないのだから・・・・・・
 
果たして、アオリイカは水深何メートルまで生きていられるのか?

昨年も雲船長の船で岸から船で1時間以上走った水深130M位の場所で、
夜、灯を点灯させてマイカを釣っていると、回りにはアオリイカがいっぱい(^^)

当然岸から来たのではないので、水深130Mにでも生息しているという事です。

実際、今の時期水深60Mでも普通に釣れます。

でも、今の時期水深20Mなら釣れるのでしょうか?

これからアオリイカが釣ろうと思うのなら、アオリイカの生態を知る事が大切です。

例えば10月に良く釣れた場所を、今の時期に釣っていても
釣れる可能性は低いと思います。

全く釣れない訳ではないかも知れませんが、
たまたま、そこで1パイでも釣れてしまうと、
もうそれがパターンになってしまい、ズルズルとやり続けても、
爆釣になる可能性は低いと思われます。

でも、案外これをやっている方が多い様に思います。

本当に今の季節に、自分の通っている場所のアオリイカのいる水深は
何メートルなのでしょうか?

更に、アオリイカが釣れる確率をUPさせてくれるのが、
ベイトの反応です。

ベイトの反応の無い場所でも釣れる事はありますが、
反応のある場所では、更に確率がUPします。

地形だけで判断するのではなく、
エサとなるベイトの反応と地形が一致した時こそ、
爆釣の可能性が高くなります。

今からの季節、これも気にして下さい!
$クレイジーオーシャンのティップランエギング-11126
黒潮の動き

11月28日(木)21時からの釣りビジョン五畳半の狼では
このアオリイカについての知らない部分の勉強が出来ると思います。