ティップラン「狙う水深」 | 太田武志のクレイジーオーシャンスタイル

ティップラン「狙う水深」

最初に昨日のリールのサイズの話ですが、
シマノの2500~3000番の話です。
ダイワの場合は、3000番は大きくなるので、
シマノの4000サイズのパワーはあります。

さて、2年ほど前に、乗船させていただいた遊魚船で、こんな経験が有ります。
年明けの寒い時期に狙う水深が10M~30M。

その当時、ジークラックのノーズコーンシンカー30gが最大でした。
当時、30gのノーズコーンシンカーに通常20gのエギをセットしたら、
自重は50g、今では当たり前の重量ですが、2年前のこの時期に三重以外で、
50gを使っている方は少なかったと思います。

しかし、乗合いで出船した当日は、ノーマルのティップランエギ30gまでしか
ほとんどの方が持っておらず、風もちょうど良い具合だったのに、
結局、30Mまでしか攻められませんでした。

今のティップランでは、アオリの居る水深を探して釣っていますが、
当時はタックルに合わせた水深を狙っていたので、
当然、釣果は少なくなります。

ちなみに、この近くで中オモリで釣っていた船の釣果は、
最高一人で、20パイ近く釣っていました。

この時その船が狙っていた水深は、40~50Mでした。
あと、20M深い場所で釣れれば・・・・・・

自分達の船ではボーズ~6パイとあまり調子は良く有りませんでした。

$クレイジーオーシャンのティップランエギング-11131

ティップランが劇的に変化したのは、やはりノーズコーンシンカーの
おかげだと思っています。

まだ使われていない方はノーズコーンシンカーの引き抵抗の少なさは
別格です、オーシャンシンカーを作った今でも、ノーマルエギには、
必ず、ノーズコーンシンカーを使っています。

現在、三重では場所にもよりますが、現在は30M~60M位をメインに釣っています。

まだ深い場所や、逆に20M前後でも釣れていますが、
深い場所だけに絞らず、浅い場所から深い場所まで探っていき、
その日のベストなポイントで、ティップランをするのが、良いのではないかと思います。

地域によっても、釣れる水深は変わってくるとは思いますが、
今年の9月も水深150Mの日本海で、マイカ釣りの最中にも
アオリが水面まで、追いかけてくるくらいなので、
タックルさえ進化すれば、狙える水深はもっと変わってくると思います。

この秋、ノーズコーンシンカーも40~60gが発売になり、
更に、ディープを狙うのが簡単になりました。

エギがこれだけ重くなると、タックルは本当に変わってきます。

リールについては昨日お話させていただきましたが、
今度は自分が思うロッドについてお話させていただきます。